賃貸マンションやアパートの庭の手入れ、どのように進めるべきか悩んでいませんか?
この記事では「賃貸運営のための庭の手入れ」について解説します。
結論、庭の手入れは管理業者にお任せした方が良いです。
オーナー様の負担を減らすためにも、庭の手入れもすべて行ってくれる管理会社を選びましょう。
今回は「庭の手入れが必要な理由」や「庭の管理は誰が行うべきか」についても解説するので、参考にしてください。
ぜひこの記事を読んで、より入居者満足度の高い運営を行いましょう。
また「マンション管理費の相場」について知りたい人は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。
庭の手入れが必要な理由
賃貸マンションやアパートにおいて、庭の手入れはとても重要です。
庭の手入れは、言うならば建物の第一印象。
第一印象が良くなければ、新規入居者が決まりません。
また、庭の手入れができてないと、現在の入居者の不満にもつながってしまいます。
とくにタワーマンションのような高級マンションだと、共用部の植栽はとても重要。
共用部の庭の管理ができていないと、せっかくの高級マンションが台無しになってしまいます。
入居者の満足度を高めるために、庭の管理をしっかり行いましょう。
庭の手入れ業務一覧
庭の手入れ業務にどんなものがあるのか、一覧を紹介します。
オーナー様ができることもあれば、庭や植栽の専門会社でなければできないこともあるので、依頼する部分と自身で行う部分を考えておきましょう。
庭の手入れ業務は、以下の6つあります。
- 植木の剪定
- 庭木や生垣の刈込
- 草刈
- 庭木・植木の伐採
- 庭木・植木の消毒
- 外溝・エクステリア
それぞれの業務がどんな内容か、以下で具体的に解説するので、庭の管理を考える際の参考にしてください。
植木の剪定
植木の剪定は、庭の手入れ業者に依頼することをおすすめします。
剪定は、樹木の枝を切ったり、整えたりする作業です。
季節によって植物の状態が異なったり、樹の種類により剪定に適切な季節や時期があるので、オーナー様が行うことは難しいでしょう。
素人が剪定を行ってしまうと、木が枯れてしまう場合もあるので、木を長くもたすためにも業者に依頼した方が良いです。
業者に依頼することで、庭木を健康に美しく飾り、魅力的に見せてくれます。
庭木や生垣の刈込
生垣は、こまめに業者に依頼することをおすすめします。
生垣は綺麗に整えることで、魅力的に見えるものです。
また、葉っぱが密集しているという性質上、ハチやイラガなどの病害虫の住処になってしまうことがあります。
多少放置しただけで病害虫だらけになってしまう可能性があるので、定期的に手入れした方が良いでしょう。
見た目が整っていないと、管理されていないことがわかりやすい部分なので、できるだけこまめに依頼を検討してください。
草刈
草刈りは、雑草の除去作業がメインです。
草刈りをしないと、雑草が生えっぱなしになり、見た目として良くありません。
規模の小さい庭であれば、オーナー様が自分で行うこともできますが、規模が広いと、オーナー様が自分で行うのは難しいです。
また、オーナー様が自分で行う場合、手作業での草むしりが主になってしまい、時間がかかってしまうでしょう。
業者に依頼した場合、刈払機や自走式草刈機などで一気に雑草や芝を刈ってくれるので、スピーディーに作業を行ってくれます。
建物の規模に合わせて、業者に依頼するかどうか検討すると良いでしょう。
庭木・植木の伐採
庭木や植木の伐採は、主に入居者が住みやすい環境づくりのために行います。
庭の木が大きく育ってきた場合や、樹木が電線にかかってしまいそうなときに、樹を根本から切る作業です。
また、木が大きくなりすぎると、部屋の光を遮ったり窓にぶつかってしまうことがあるので、オーナーとして確認しておいた方が良いでしょう。
伐採は、木の高さによって値段が変わります。
あまりにも高くなりすぎると、1本の伐採だけで高額になってしまうので、早い段階で対策をしておいた方が良いでしょう。
庭木・植木の消毒
庭の木や草は、定期的に消毒を行った方が良いです。
消毒をしないままでいると、毒を持った虫がついてしまう可能性があります。
とくに危険なのは、毛虫です。
毛虫が体についてしまうと、皮膚に炎症を起こす可能性があります。
建物の庭にある木が原因でケガや病気になってしまうと、大きなトラブルになってしまうでしょう。
お子様が住むアパートやマンションの場合は、とくに注意してください。
入居者の安全を守り、安心して暮らしてもらうために、業者に依頼して消毒を行いましょう。
外構・エクステリア
外溝やエクステリアは、建物の見た目を作る作業です。
外溝は建物外部の門や車庫、植栽を指すもので、エクステリアは環境や空間を指し、インテリアのような意味を持ちます。
業者に依頼すると、外溝やエクステリアを魅力的に作ってくれるので、お洒落な建物に演出したいときにおすすめです。
外溝やエクステリアを行わなくても、特別な問題は生じませんが、オーナー様のセンスを見せたり、女性ウケを狙うのであれば、行っておいた方が良いでしょう。
賃貸の庭の手入れどっちが行うべきか
賃貸期間中の庭の手入れは、入居者が行うことが一般的です。
しかし、そのときの状況や、専用庭か共有庭かによって異なります。
たとえば、入居者がいる間は入居者管理、賃貸期間外はオーナー様の管理です。
どちらが庭の手入れをするべきか明確にしていないと、後々トラブルに発展する恐れがあるので、知っておきましょう。
どのような状況の場合、誰が管理を行うのか、以下で解説するので、参考にしてください。
オーナー様はもちろん、入居者様も賃貸に暮らす上で知っておくと良いでしょう。
専用庭は基本的に入居者管理
入居者専用庭は、基本的に入居者管理になります。
入居者が管理することは、賃貸借契約にも「善管注意義務」として記載されており、入居者の義務として定められているのです。
業務を委任された人の職業や専門家としての能力、社会的地位などから考えて通常期待される注意義務のこと。
入居者は、客観的に期待される程度の注意をもって取り扱う義務があり、庭の手入れも義務に含まれます。
そのため、基本的には入居者管理となるのです。
トラブルのために賃貸契約で定めておく
庭の手入れは、基本的に入居者管理になりますが、賃貸借契約書で定めておくと良いです。
賃貸借契約書に定めておくことで、トラブルを未然に防げます。
細かく指定する場合は、「庭の手入れのどこからどこをオーナー管理、どこからどこを入居者管理」としておきましょう。
たとえば、「木の伐採はオーナー、雑草除去は入居者」など。
庭の手入れを明確にしておきたい場合は、オーナー様が事前に細かく指定しておくようにしてください。
賃貸期間外はオーナー様管理
賃貸期間中の専用庭は入居者管理ですが、賃貸期間外はオーナー様管理になります。
入居者が入らない間放置しておくことも可能ですが、放置してしまうと新規入居者が決まりにくいです。
また、オーナー様が建物の近くに住んでいる場合は管理しやすいですが、遠方の場合は管理するのは難しいでしょう。
その場合は、手間がかからないように庭づくりをしたり、庭の管理会社に依頼するなど、対策を考えた方が良いです。
オーナー様は、賃貸期間外の管理も考えておきましょう。
共有庭はオーナー様管理
専用庭は入居者管理になりますが、共有庭に関してはオーナー様の管理です。
建物の共有部分、廊下や階段などはオーナー様が管理を行います。
共有庭に関しても、共有部分と同じ扱いになるので、オーナー様が管理を行ってください。
オーナー様自身が行っても良いですし、庭の手入れ業者や管理会社に依頼しても良いです。
共有庭が放置された状態になってしまうと、入居者の不満につながってしまいます。
他共有部分と同じように、常に綺麗にしておきましょう。
庭の手入れは管理会社へ依頼がおすすめ
庭の手入れは、管理会社へ依頼することをおすすめします。
マンションやアパートの管理会社は、庭の手入れも管理業務に含まれているので、管理会社に依頼しましょう。
もちろんオーナー様が行うのも良いですが、オーナー様だけでは管理をすべて行うのは現実的ではありません。
管理会社に依頼した方が良い理由は、以下の3つです。
- オーナー様の住まいが遠方
- 管理の継続が困難
- 物件の魅力向上
どのような状況で管理会社へ依頼するべきか、以下で具体的に解説します。
オーナー様の住まいが遠方
オーナー様の住まいが遠方の場合、管理会社へ依頼することをおすすめします。
数か月に一度の手入れなら良いですが、雑草の除去などはこまめに建物へ行かなければいけません。
オーナー様が遠方に住んでいると、こまめに建物まで行くのは難しいでしょう。
また、管理している物件が1つなら良いですが、複数所有している場合はさらに手間がかかります。
オーナー様が行うのは無理ではありませんが、大きな負担になってしまうので、管理会社へ依頼した方が良いでしょう。
管理の継続が困難
オーナー様の状況によっては、管理の継続が困難になる場合があります。
管理をこまめに行うことは当然負担ですが、オーナー様が高齢の場合、自身で庭の手入れをするのは難しいでしょう。
また、賃貸運営以外にも仕事をしている場合も、自身が何度も通って手入れをするのは難しいです。
そのような場合は、管理会社に依頼することをおすすめします。
委託料はかかってしまいますが、身体的な負担もなくなり、無理に時間を作る必要もありません。
物件の魅力向上
新規入居者を集めたいときも、管理会社への依頼がおすすめです。
管理会社に依頼した方が、魅力的な庭を作れます。
とくに外構やエクステリアなどは、建物を魅力的に見せる効果的な方法です。
お洒落な物件で暮らしたい方や女性など、新規入居者を獲得するきっかけになるでしょう。
もちろんオーナー様のセンスを反映するのも良いですが、オーナー様のセンスに偏り過ぎてしまわないように注意しなければいけません。
できるだけ多くの方に気に入ってもらうには、管理会社へ依頼する方が良いです。
庭の手入れはしんらいライフサービスまで
庭の手入れ・植栽管理なら、しんらいライフサービスまでご相談ください。
弊社は実績30年、累計管理棟数700棟のマンション管理会社です。
ビル・マンションの総合管理から清掃サービス、リフォームまで行っています。
弊社が選ばれる理由は3つ。
- 人材……明るい笑顔のスタッフが対応
- サービス……ハイクオリティなサービス
- 実績……取引実績多数
これらの理由から、長期的に継続して選んでいただいています。
マンションの総合管理がメインですが、植栽管理も行っているので、庭の手入れに関してもご相談ください。
しんらいライフサービスのサービス一覧
しんらいライフサービスのサービス内容一覧は、以下の通りです。
庭の手入れや植栽だけではなく、管理会社ごとの変更を検討されている方は、是非参考にしてください。
- 出納業務
- 検針・請求代行業務
- 会計補助・帳簿管理業務
- 損害保険契約補助
- 長期修繕計画作成
- 防火管理業務補助
- 管理予算・決算作成
- フロントサービス
- 共用部巡回点検
- 照明管球点検交換
- 法定点検
- 貯水槽清掃・簡易専用水道検査
- エレベーター・立体駐車場・自動ドア保守等
- 排水管洗浄
- 共用部分各所の修理
- 植木の手入れ
- 雑草処理
- 防犯対策の提案
- ピッキング対策提案
- コスト合理化提案
基本的な管理業務はすべて行っております。
しんらいライフサービスはコスト削減も提案
しんらいライフサービスの強みは、管理費用のコスト削減です。
弊社では、日常清掃にかかる費用を大幅コストダウンしています。
清掃業務を外注依頼せず、自社のスタッフで行うことで外注費を抑えているのです。
そのため、大幅に管理費のコスト削減が実現できます。
規模によって異なりますが、おおよその目安で、年額数百万円近いコスト削減が可能。
もちろん管理費の中には庭の手入れも含まれているので、お得にマンション管理を依頼できます!
庭の手入れは管理会社にお任せ
マンションやアパートの庭の手入れは、管理会社に依頼することをおすすめします。
マンションやアパートの管理業務は、庭の手入れだけではなく清掃業務なども含まれるため、オーナー様だけで行うのはとても大変です。
また、管理会社に依頼することで、入居者が満足する質の高い庭の手入れを行えます。
庭の手入れに手が回らないと悩んでいるのであれば、管理会社に全て任せてしまいましょう。