マンションの清掃はどんなことを行うのかご存知でしょうか?
この記事では、「マンションの清掃内容」について解説します。
結論、マンションの清掃は、プロにお任せした方が良いです。
どのような清掃内容があるかわかれば、オーナー様自身ですべて清掃をするのは難しいと感じるでしょう。
今回は、「オーナー様が行った方が良い清掃内容」や「清掃委託する際のチェックポイント」についても解説します。
ぜひこの記事を読み、清潔なマンションにして、入居者の満足度を高めてください。
また「アパート・マンションの清掃業者」について知りたい人は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。
マンションの清掃内容は4つの種類がある
マンションの清掃業務は1つだけではありません。
業務の種類によって、どこをどんな風に掃除するか変わってきます。
細かく分けると、種類は4つです。
- 日常清掃
- 巡回清掃
- 定期清掃
- 特別清掃
それぞれの清掃は、回数や清掃箇所が異なります。
マンションオーナー様は、入居者の不満をなくすために、清掃内容を理解しておかなければいけません。
以下でそれぞれがどんな清掃を行うものなのか解説するので、とくにマンション運用が初めてのオーナー様は参考にしてください。
日常清掃
日常清掃は、名前の通り日常的に出る汚れの清掃です。
マンションの場合なら、エントランスや廊下、階段、ゴミ捨て場などになります。
つまり、入居者が普段過ごしていて目につく部分です。
日常清掃をしていないと、マンションの見た目が悪くなり、入居者からの不満につながってしまいます。
日常清掃の目安としては、大体2~3日に1回。
主に拭きや掃き清掃がメインです。
特殊な技術が必要ではない、基本的な清掃だと覚えておきましょう。
巡回清掃
巡回清掃の内容は、日常清掃と同様です。
日常清掃と異なるのは、清掃の回数で、巡回清掃の方が回数は少なくなります。
日常清掃の目安は2~3日に1回ですが、これは比較的規模の大きいビルやマンションです。
規模の小さいビルやマンションの場合、入居者の数が少ないので、2~3日でそれほどひどく汚れることはありません。
その場合に利用されるのが、巡回清掃です。
巡回清掃は、週に数回、月に数回といったペースで行われます。
内容は日常清掃と同じなので、規模に合わせて日常清掃か巡回清掃か選ぶと良いでしょう。
定期清掃
定期清掃は、日常清掃では落としきれない汚れを除去する作業です。
日常清掃が入居者の目につく部分の作業なら、定期清掃は目につかず目立ちにくい場所の清掃ともいえます。
たとえば、床のワックスがけや高圧洗浄などです。
日常的に清掃しなければいけない箇所ではないものの、定期的にやっておかなければ目立ってしまう部分なので、定期清掃も清掃業務の基本とされています。
定期清掃に関しては、専門的な機材を扱うため、専門業者に外注することが一般的です。
定期清掃の回数に定めはありませんが、大体月に1~2回が目安になります。
特別清掃
特別清掃は、専門家による清掃です。
定期清掃よりも専門的な部分の清掃を行います。
たとえば、高所ガラス窓やグレーチングなどです。
特別清掃に関しては、建物によっても異なるため、行わなくても良い場合があります。
大規模なマンションやビルの場合は、特別清掃を行った方が良いでしょう。
回数の目安としては、年に1~2回ですが、場合によって数年に1回とする場合もあります。
こまめに清掃を行わなくても良い部分なので、気になったときに依頼する程度で良いでしょう。
自主管理で行うべき清掃内容
マンションの清掃は、清掃業者に依頼する方法と、オーナー様自身が行う自主清掃があります。
清掃業者に依頼している場合は、自主清掃を行わなくても綺麗な状態に保たれているでしょう。
しかし、もし管理物件がオーナー様のお近くの場合は、自主清掃もできるだけ行っておいた方が良いです。
自主清掃することで、入居者とのコミュニケーションも図れますし、マンションの現状を把握することができます。
そのうえで、オーナー様が行っておいた方が良い清掃内容は、以下の3つです。
- エントランス
- 廊下・階段
- ゴミ捨て場
以下で、なぜこれらの場所を清掃しておいた方が良いのか解説します。
エントランス
エントランスは、清掃業者に依頼するだけではなく、オーナー様がこまめに清掃をした方が良いでしょう。
なぜなら、エントランスは汚れやすい部分だからです。
毎日入居者が通る部分なので、汚れやすい部分になります。
また、雨の日や天気のすぐれない日は、ひどく汚れてしまうことも。
エントランスはマンションの顔にあたる部分ですから、重点的に清掃を行っておいた方が良いです。
清掃業者に毎日依頼することもできますが、少しでも費用を抑えたい場合は、オーナー様自身での清掃も行いましょう。
廊下・階段
廊下や階段も、オーナー様自身が実際に歩いて、確認しながら清掃を行いましょう。
外からは見えない部分ではあるものの、廊下や階段の汚れは、入居者にとって目立つ部分です。
エントランスと同様、雨や天気のすぐれない日などは、とくに汚れが目立ってしまいます。
また、廊下・階段を清掃することで、入居者と顔を合わせる機会が増えるでしょう。
どのような入居者がいるのか、入居者が満足しているのか、オーナー様自身が確認するためのきっかけになります。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は、できるだけ頻繁にオーナー様が確認してください。
ゴミ捨て場は毎日のように汚れる部分です。
とくにカラス対策を行っていない場合は、重点的に清掃を行った方が良いでしょう。
ゴミを出す時間は入居者にとってまちまちです。
たとえば、昼間に清掃業者が掃除しても、入居者が夕方~夜にかけてゴミを出してカラスに荒らされてしまった場合、次に清掃業者が来るまではゴミが散らかったままの状態になってしまいます。
このようにならないために、カラス対策もしっかり行っておきましょう。
ゴミ捨て場の使い方や綺麗さは、意外と入居者が確認している部分です。
清掃業者だけに任せずに、オーナー様も積極的に清掃すると良いでしょう。
清掃委託する際の清掃内容チェックポイント
すべての清掃業務をオーナー様だけで行うのは難しいでしょう。
そのため、清掃業務を清掃業者や管理会社に依頼しているオーナー様が多いです。
しかし不安になるのが、管理会社や清掃業者に依頼して、しっかり清掃を行えているかどうかではないでしょうか。
清掃を依頼する際は、以下のポイントで業者を比較して選ぶと良いです。
- 清掃レベル
- 清掃内容の徹底度
- 清掃費用
清掃業者のなかには、日常清掃のみしか行ってくれない業者や、スタッフによって清掃内容の差が出る場合があります。
清掃業者選びで失敗しないよう、それぞれのポイントを解説します。
清掃レベル
清掃業者に依頼する場合、まず確認しておきたいのが、清掃レベルです。
日常清掃、定期清掃、どちらの場合もどれほどのクオリティの清掃を行ってくれるのか、重要な部分でしょう。
また、清掃業者に依頼した場合、よくある問題が、スタッフによる清掃クオリティの差です。
Aのスタッフがどれだけクオリティの高い清掃を行っても、Bのスタッフがクオリティの低い清掃では、結果的に入居者の不満につながってしまいます。
このようなことにならないために、清掃業者を選ぶ際は、どのようにスタッフ教育がされているか確認しておきましょう。
清掃内容の徹底度
清掃内容がどれだけ徹底されているのか、確認しておきましょう。
細かい部分まで行き届いているかどうか、清掃し忘れている箇所がないかなど、どのような体制作りを行っているか確認してください。
多くの場合、清掃業者にはチェックシートが用意されています。
チェックシートが徹底されているほど、清掃の抜け漏れがなく、細かい部分まで清掃してくれる業者だと考えて良いでしょう。
1社だけでは比較しづらいので、いくつかの業者に、どのようなチェックを行っているか確認してみてください。
清掃費用
やはりオーナー様にとって、一番気になるのは清掃費用ではないでしょうか。
どれだけ細かい清掃業務でも、高額な委託費用がかかってしまうのは避けたいところですよね。
清掃費用は、たとえば日常清掃の場合、週にどのくらいの回数来てもらうかによって異なります。
ただ、決して安い金額ではありません。
大規模なマンションの場合、清掃費用だけで年間数百万円かかる場合があります。
「安い」だけで選ぶことはおすすめしませんが、どれだけ費用を抑えられるかも確認しておきましょう。
マンション清掃業者ならしんらいライフサービスがおすすめ
マンション清掃業者をご検討なら、ぜひしんらいライフサービスまでご相談ください。
しんらいライフサービスは、実績30年のマンション管理会社です。
オーナー様から選ばれている主な理由は、弊社の清掃業務にあります。
弊社の清掃業務は、主に3つです。
- 日常清掃が安い
- 徹底したスタッフ教育
- 清掃業務見直しでのコスト削減
弊社は、ただマンション清掃を行うだけでなく、コスト削減にも努めています。
これからマンション清掃の依頼を考えている方、現在の管理会社・清掃業者で不満を抱えている方は、ぜひ一度しんらいライフサービスまでご相談ください。
日常清掃が安い
清掃業務で一番コストがかかっているのは、日常清掃です。
例えば「作業員2名 ・週4日・3時間・2棟管理」の場合、日常清掃だけで全体管理コストの38%かかってしまいます。
会社によって異なりますが、他社の場合、おおよその目安は月額25万円、年にして300万円です。
しんらいライフサービスの場合は、日常清掃費を約28%まで抑えられます。
同様の条件の場合であれば、月額16万6,000円、年額約190万円です。
清掃管理費でお悩みのオーナー様は、ぜひ他社と比較してみてください。
徹底したスタッフ教育
しんらいライフサービスは、スタッフの徹底教育を行っております。
弊社では、清掃業務を外注化していません。
自社のスタッフのみで清掃業務を行っています。
そのなかで徹底しているのは、スタッフの徹底教育と細かいチェックリストです。
新人スタッフは、マンツーマンで5日以上の研修を実施。
清掃レベルはもちろんですが、笑顔を忘れないように教育しています。
また、チェック項目は、約50項目を用意。
すべてのスタッフが抜け漏れがないように、徹底しているので、スタッフによる清掃クオリティの差が出ません。
清掃レベルのクオリティを重視するオーナー様は、ぜひしんらいライフサービスまでご相談ください。
清掃業務見直しでのコスト削減
しんらいライフサービスの大きな特徴は、清掃業務の見直しでコスト削減を図れることです。
多くの管理業者は、清掃業務を外注することで、中間マージンが発生しています。
そのため、オーナー様の負担額も増えてしまうのです。
弊社は、清掃スタッフを自社の人材で行っており、外注をしていません。
中間マージンが発生しない分、大幅なコスト削減につながります。
現在までコスト見直しを行った事例では、多くのオーナー様が10%以上のコスト削減に至りました。
清掃業者・管理会社の変更を考えているオーナー様も、一度しんらいライフサービスでお見積りをしてみてください。
しんらいライフサービスの実績・口コミ
実コスト削減実績や、お客様から頂いた口コミを紹介します。
実際にどれほどのコスト削減になるのか、どんなサービスなのか、参考にしてください。
種類:大規模分譲マンション
削減方法:定期清掃を弊社との直接契約に切り替え
削減額:年額6,956,225円→6,017,496円(938,729円のコスト削減)
清掃会社を変更しようかどうしようか迷っていたところ、3カ月のお試し期間の提案があったので「ダメなら別の会社探そう」と組合員にも推薦しやすかったです。今は、明るい方が毎日頑張ってくれて助かっています。
コスト削減の事例では、約90万円ものコスト削減に至りました。
口コミでは、清掃スタッフのクオリティ、爽やかな対応に満足頂いています。
オーナー様にとって、必ず満足頂く清掃業務を提案いたしますので、是非一度ご相談ください。
マンションの清掃内容を理解して入居者の満足につなげよう
マンションの入居者・入居検討者は、マンションの清潔さを見ています。
少しでも不衛生だと感じられてしまうと、デメリットと感じられてしまうでしょう。
入居者の不満につながらないよう、清掃内容を理解し、常に綺麗な状態を保つようにしてください。
オーナー様で行えない清掃は、清掃業者に依頼しましょう。
清掃を徹底するだけで、マンションのイメージが良くなります。
ぜひ今回の記事を参考に、入居者アップへつなげてください。