マンション管理・アパート管理

【マンションオーナー必見】マンション管理費の見積りポイント|書式例を基に解説

【マンションオーナー必見】マンション管理費の見積りポイント|書式例を基に解説

マンション管理費用の見積りを、どのように取って良いのか悩んでいませんか?

この記事では「マンション管理費の見積りのポイント」を解説します。

結論、マンション管理費の見積りは、複数社で比較するのが重要です。

オーナー様が納得してマンション管理できるよう、マンション管理費の見積りのポイントを徹底的に調べました。

今回は、「見積り書の書式例」も合わせて解説します。

ぜひこの記事を読んで、マンション管理費で損しないように、参考にしてください。

また「マンション管理費の相場」について知りたい人は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。

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見積書の書式例

見積書の書式例

まずは、見積書の書式例を紹介します。

初めて見積りを取る場合、どんなことを記載されているのか、なにが必要なのかわからない方もいるのではないでしょうか。

マンション管理費の見積書は、マンション管理協会により「管理業務共通見積書式」が発行されています。

必ず「管理業務共通見積書式」を使用しなければいけないわけではありませんが、初めての方は書式に従っていくと良いでしょう。

主な事項は以下の通りです。

  • 管理組合基本事項
  • 見積書表紙
  • 管理委託内訳書
  • 提携業務内訳書

今回は、「管理業務共通見積書式」を例として解説していきます。

また、それぞれの記載例は「マンション管理業務共通見積書式」から確認できるので、参考にしてください。

管理組合基本事項

管理組合基本事項は、見積書作成に関する確認事項です。

基本的な情報を記載する部分になります。

記載される事項は全部で17項。

  1. 見積り所得理由
  2. マンション管理士等外部専門家との契約
  3. 管理組合事業年度
  4. 管理組合役員数
  5. 理事会開催数
  6. 専門委員会設置有無
  7. 取引金融機関
  8. 管理費等徴収形態
  9. 管理費等徴収方法
  10. 管理費等徴収日
  11. 町内回費徴収・支払い
  12. 施設資料料等現金徴収
  13. 管理費等滞納状況
  14. 訴訟有無及び内容
  15. 大規模修繕工事の実施
  16. 管理組合が発注する業務の内容
  17. 管理組合が保管している図書等

以上が管理組合基本事項となります。

管理組合基本事項は、ヒアリングに利用、または管理会社に記載してもらうことも可能です。

見積書表紙

見積書表紙

見積書表紙は、名前の通り見積書の表紙にあたる部分です。

住所や会社名など、基本的な内容や、見積金額合計などを記載する部分。

その他にも4項目あります。

  • 見積り有効期限
  • 契約期間
  • 総会決議から管理開始までの必要期間
  • 管理担当支店

また、見積書以外に必要な書類として、以下のものが記載されています。

  • 会社案内
  • 決算書類
  • 管理委託業務外のリーフレット類

表紙ではありますが、表紙で基本的な内容がわかるようになっているので、必ず確認しておきましょう。

管理委託費内訳書

管理委託費内訳書は、細かい費用の内訳を確認する部分です。

事務管理費や清掃費など、いくつかに分かれています。

各項目は以下の通りです。

  1. 事務管理業務費
  2. 管理員業務費
  3. 清掃業務費(日常清掃・定期清掃)
  4. 建物・設備管理業務費
  5. 一般管理費

その他にも業務費がかかる部分があれば、追加項目に記載されます。

それぞれ月額・年額の記載欄があり、最終的に税抜き合計と小税額、合計金額が記載されるので確認しておきましょう。

細かい部分ではありますが、費用の内訳を確認する重要な部分です。

提供業務内訳書

提供業務内訳書

提供業務内訳書は、名前の通り、提供業務に関する内訳が記載される書類です。

大きく分けると、6項目に分かれます。

  • 事務管理業務(管理組合の会計の収入及び支出の調定・理事会支援業務など)
  • 管理員業務(勤務条件・点検業務など)
  • 清掃業務(日常清掃・定期清掃など)
  • 建物・設備管理業務(エレベーター設備・給水設備など)
  • その他業務(植栽管理業務・緊急対応業務など)
  • 管理委託業務外の業務

とくに清掃業務に関しては、屋外部分や屋内部分など、非常に細かく記載されています。

それぞれどのような業務が発生するのか、確認しておきましょう。

見積書のチェックポイント3つ

見積書のチェックポイント3つ

見積書の主なチェックポイントを解説します。

見積書は、項目が多くあるため、どこを重点的に確認すれば良いのか悩んでしまう方もいるでしょう。

しかし、適当なチェックになってしまうと、見積書を取る意味がありません。

見積書を取る上で、以下のポイントは必ず確認してください。

  • 内訳項目
  • 商品名の記載
  • 単価の記載

見積書に慣れていない方でも、以上のポイントだけは確認しておきましょう。

なぜそれぞれのポイントが重要なのか、どんな部分を確認するべきなのか、以下で具体的に解説します。

内訳項目

内訳項目は、どれだけ具体的に記載されているかをチェックしましょう。

内訳項目が少なく記載されていると、他の見積書と比較しにくいです。

また、内訳項目は、細かく項目が分かれている部分ですが、細かく記載されているということは、それだけ丁寧な業者といえます。

反対を言えば、ざっくりとしすぎている場合、内訳項目を簡略化しているといえるでしょう。

このような部分に業者の対応が垣間見れるので、どれだけ具体的な内訳になっているか確認しておくと良いです。

商品名の記載

商品名の記載

商品名が記載されているかどうか、必ずチェックしておいてください。

どこのメーカーのどんな商品を使用しているかわからない見積書では、不透明な情報ばかりになってしまいます。

メーカーや品番、機能や価格まで具体的に記載されているかどうか確認しましょう。

商品名は、判断する上で欠かせない情報です。

また、管理組合がメーカーを指定してる場合、無記載だと行き違いが生まれてしまいます。

商品名を記載していない見積書は、信用度が低いと考えて良いでしょう。

単価の記載

単価や数量の記載は、必ず確認してください。

見積書の内訳は、算定根拠を知るためのものです。

その参考として、単価や数量があります。

しかし、単価や数量が記載されておらず「一式」のように記載されている場合、どのように導き出された金額かわかりません。

これでは見積りの比較ができないでしょう。

しっかり比較するためにも、単価や数量が記載されているものの方が良いです。

具体的であれば具体的であるほど、信用度が高く、判断材料になります。

見積りを依頼する3つのポイント

見積りを依頼する3つのポイント

見積り依頼する上でのポイントを解説します。

見積り依頼をする際、管理会社にお任せでは、適切な判断ができません。

適切な判断ができるように、以下3つのポイントを意識しておきましょう。

  • 2種類以上依頼
  • 複数社に依頼
  • 提出期限に余裕を持つ

すべて、適切な判断をするためのポイントです。

「とりあえず見積りを依頼する」だけでは、良い比較はできません。

なぜそれぞれのポイントが重要なのか、以下で具体的に解説するので、参考にしてください。

2種類以上依頼

見積りを依頼する際は、2種類以上の見積りをもらってください。

具体的には、現行の管理仕様と提案仕様の2つです。

まず、比較するために、現行仕様の見積りを依頼してください。

次に、コスト削減のための提案仕様を依頼しましょう。

提案仕様の見積書をもらう際は、事前にヒアリングで要望を伝えておくと良いでしょう。

なかには、どちらか片方のみしか見積りを提出してくれない会社もいますが、それでは比較が難しいです。

もし片方のみしか提出できないのであれば、なぜ片方だけになるのか、具体的な理由を聞いておいた方が良いでしょう。

基本的な考え方としては、管理仕様と提案仕様、どちらも依頼するべきです。

複数社に依頼

複数社に依頼

見積り依頼は、複数社に依頼してください。

1社~2社では比較の判断が難しいです。

少なくとも、3社に依頼しましょう。

2社では高いか安いかの判断しかできませんが、3社であれば、細かい部分で比較をすることができます。

もちろん、3社それぞれに、現行仕様と提案仕様の2種類を依頼してください。

現地調査することを考えると、3社~5社程度にしておくと良いでしょう。

提出期限に余裕を持つ

見積書の提出期限は、できるだけ余裕を持たせてください。

丁寧に細かく見積書を作成していれば、それだけ時間はかかってしまいます。

一般的に、見積書ができるまでは3週間程度の期間が必要です。

設備会社への積算や、見積書提出の承認など、どうしても時間がかかってしまいます。

急ぎの作成に対応してくれる会社もありますが、急かした分ざっくりとした見積書になってしまっては、本末転倒です。

具体的な見積書をもらうためにも、余裕を持って依頼するようにしましょう。

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管理会社への見積り依頼を考えているなら、ぜひしんらいライフサービスをご検討ください。

しんらいライフサービスは、30年以上の実績を持つ管理委託業者で、コスト削減に努めています。

実際にお見積りを行った結果、多くの方に満足して頂いています。

どのようなお見積りを行っているか、以下を参考にしてください。

  • 返金サービスの実施
  • しんらいライフサービスの見積り例
  • しんらいライフサービスの見積りに関する口コミ評価

「現在の管理会社が適正費用かわからない」「コスト削減したい」と考えているのであれば、ぜひしんらいライフサービスまでご相談ください。

お見積りは無料で行っております。

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返金サービスの実施

しんらいライフサービスでは、返金保証サービスを実施しています。

管理会社の変更や新規見積りを検討されている方は、不安を感じている方が多いでしょう。

しかし、見積りをとるだけでは、「実際にどのように改善されるのか」「本当にコスト削減につながるのか」わかりません。

「実際に依頼して失敗したくない」というオーナー様も多いでしょう。

そこで、しんらいライフサービスでは、不安を解消するための返金保証サービスを行っています。

オーナー様の希望に合っているかどうか、一度お試しください。

ビル・マンションの清掃業務や、クオリティに満足できなかった場合、即日返金致します。

しんらいライフサービスの見積り例

しんらいライフサービスの見積り例

しんらいライフサービスでは、多くの見積り依頼を受けております。

オーナー様は、コスト削減できるかどうか悩んでいる方が多いです。

以下で、実際の相談内容や、見積り例を紹介します。

相談内容:テナントがなかなか決まらなくて、収入も減ってるし、建物管理会社の対応も悪いので、試しに見積もりを取ってみたい。

削除額:エレベータ点検費+清掃費が年額-232,800円削減

引用:マンション・ビル管理費削減110番

 

相談内容:現在の管理仕様が適正なのか知りたい。もし、削減できるのであれば、改修工事の費用に充てたい。

削除額:年額-129,000円削減

引用:マンション・ビル管理費削減110番

このように、見積りをすることで、コスト削減提案を多く行っています。

「現在の管理費用が適正かどうか知りたい」「少しでもコスト削減したい」というオーナー様は、お気軽にご相談ください。

しんらいライフサービスの見積りに関する口コミ評価

しんらいライフサービスでは、見積りに関して、多くの方から満足の声を頂いております。

そのなかから、いくつかの評価を紹介します。

2年前にマンション管理士さんを通じて、5社の相見積もりをして管理会社を変更しましたが、貴サイトで更に管理費を削減する事ができました。清掃業者と直接契約、これこそ「産地直送」ですね。

引用:マンション・ビル管理費削減110番

 

見積もりを依頼したら、確かに現在よりも割安でした。今まで、10年以上管理費無駄に払っていたかも。

引用:マンション・ビル管理費削減110番

見積もりの時点で満足して下さっているお客様が多くいらっしゃいます。

他社と比較検討する上でも、ぜひ一度ご相談ください。

マンション管理費の見積りは複数社をチェック

マンション管理費の見積りは複数社をチェック

マンション管理費の見積りは、複数社に依頼して比較検討してみましょう。

複数社の見積書のなかから、具体的かつ丁寧な見積書を提出してくれる会社を選ぶと良いです。

また、提案仕様の見積書を依頼することも大事なポイント。

現在の管理会社で不満がある場合は、事前に要望を伝えて、どのような提案ができるのか確認してください。

以上をまとめると、管理費の見積書の重要ポイントは以下になります。

  • 具体的かつ丁寧
  • 提案仕様の見積書がある(結果的にコストの削減につながる)

ぜひ、今回の記事を参考に、いくつかの管理会社に見積書を依頼してみてください。

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