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【2021年最新版】ビル管理会社売上ランキング|今後についても解説

ビル管理会社 ランキング

この記事では「ビル管理会社の売上ランキング 」について解説していきます。

結論、売上の大きい管理会社の方が信頼度が厚いということにもなるので、売上は管理会社を選ぶ際にも重要な要素です。

また、この記事では「ビル管理会社の今後」についても紹介します。

この記事を読んでビル管理会社について知っていただけると幸いです。

最新ビル管理会社売上高ランキング

2020年の売上高、前年比、特徴を記載しています。

会社名 売上高 前年比 特徴
イオンディライト 3,000 億85百万円 2.8%減 ビルメンテナンスや設備管理、警備などを行い、IFM事業も担うイオングループの企業
東急不動産 1502億円 19.4%減 不動産業や都市開発、ウェルネス事業など幅広く取り組む
共立メンテナンス 1,213億円 22.2%減 社員寮や学生寮の管理運営やビジネスホテル事業も展開する
日本ハウズイング 1,149億円 1.4%減 不動産管理事業やマンション、ビルの管理等を行う管理会社
日本管財 750億9000万円 4.9%減 ビル、マンション、商業施設などの建物管理会社で、環境活動にも取り組む
大成 571億5700万円 16.8%減 清掃、設備管理やメンテナンスを行うビル管理会社
東洋テック 248億円 6.9% 大阪に本社を置く、古く歴史ある警備会社
ハリマビステム 233億3700万円 5.2% 2000件を超える施設管理実績があり、ビルマネジメントやメンテナンス業務等を行う
ビケンテクノ 162億7700万円 3.1%減 清掃、設備管理およびメンテナンス業を担う独立系の総合ビルメンテナンス会社
アール・エス・シー 59.8億円 12.9%減 警備やビルメンテナンスの他、人材派遣サービスや介護業務まで展開

イオンディライト

イオンディライト

イオングループの企業であり、警備や清掃、内装工事などのビルメンテナンスやファシリティマネジメントなどを行います。

最先端の管理システムを活用し、24時間365日の監視体制なども実施しており、ビル管理だけではなくクオリティーの高いビル管理を実施している企業です

商号 イオンディライト株式会社
本社住所 大阪府大阪市中央区南船場2丁目3番2号
売上高 292,607(百万円)
社員数 4,118名 グループ合計:20,117名(2021年2月末日)
資本金 32億3,800万円
実績 40年にわたり培った技術やノウハウを生かしたサービス、顧客件数は約10,000件

東急不動産

東急不動産

広域渋谷圏の整備や街づくりに努め、オフィスやマンション、リゾート施設などの管理を数多く請負っている総合不動産代4位、都内に約100棟のオフィスビルを所有する大手不動産です。

東急グループの強みを生かしたビル管理を実施しているのが大きな特徴でしょう。

商号 東急不動産株式会社(TOKYU LAND CORPORATION)
本社住所 東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ
売上高 9,019億円
社員数 1,145名(2021年4月1日現在)
資本金 57,551,699,228円
実績 関東や関西、その他の地域にて多数の施設運営実績

共立メンテナンス

共立メンテナンス

学生寮や社員寮などの寮事業からホテル、オフィス、ビルメンテナンスへと事業を展開しています。

福祉にもサポート体制を整えており、高齢者向け住宅のシニアライフや、自治体の課題解決および住民サービスの向上にも貢献している企業です。

商号 株式会社 共立メンテナンス(Kyoritsu Maintenance Co., Ltd.)
本社住所 東京都千代田区外神田2丁目18番8号
売上高 169,770(百万円)
社員数 5,580名(連結)※2021年3⽉末現在
資本金 79億6,498万円 ※2021年3⽉末現在
実績 寮事業は全国に500棟以上を展開ほか

日本ハウズイング

日本ハウズイング

マンションやビルを主に事業を進めるマンション管理会社であり、修繕工事なども担っております。

「お客様の声を最優先に」をモットーに、問い合わせフォームも分かりやすく記載されているHPデザインも個性的です。

商号 日本ハウズイング株式会社
本社住所 東京都新宿区新宿1丁目31番12号
売上高 1,149億円
社員数 5,811名:本社員:2,101名、準社員:3,710名(2021年3月31日現在)
資本金 24億9,290万円
実績 経常利益:65億円(2020年度)

日本管財

日本管財

主にビル管理業務を担い、保安警備や住宅管理、環境施設管理など幅広い事業を展開しているビル管理会社です。

また、SDGsへの取り組みや海外展開などといった新たな挑戦にも期待が高まります。

商号 日本管財株式会社
本社住所 東京都中央区日本橋2丁目1番10号柳屋ビルディング 5F
売上高 104,124百万円
社員数 9,752名(2020年3月31日現在)
資本金 30億円
実績 50年以上にわたる運営にて、建物診断業務実績1,976件

大成

ビルの管理やメンテナンス、ファシリティマネジメントを主に行い、インドネシアや中国、香港など海外にも事業を展開しています。

商号 大成株式会社
本社住所 本社/名古屋

〒460-0008名古屋市中区栄3-31-12

東京本社

〒102-0094東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート27階

売上高 247億0600万円
社員数 5,736名
資本金 8億2,230万円
実績 withコロナを視野に置いたアバターロボットでの警備を実証実験中

東洋テック

東洋テック

創業50年の老舗企業で、ビルの建設維持・管理や警備業務、省エネ・防犯対策を提案するビル管理の企業です。

また、近年では最新型セキュリティーも導入し、セキュリティーの高いビル管理を実施することが期待されます。

商号 東洋テック株式会社
本社住所 大阪市浪速区桜川1丁目7番18号
売上高 260億円(連結)
社員数 1,639名(連結)、1,070名(単体)
資本金 46億18百万円
実績 10か所の事業数を持ち、セキュリティ関連や各種サービスを開発。SDGsへの取り組みなど多数

ハリマビステム

ハリマビステム

首都圏を中心にマンションやビルの総合管理を行い、近年では省資源・省エネを目指す環境ソリューション事業にも取り組んでいます。

商号 株式会社ハリマビステム (HARIMA B.STEM CORPORATION)
本社住所 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号 横浜ランドマークタワー16階
売上高 212億円 (2021年3月期)
社員数 4,526名 (パート社員3,205名、出向社員19名を含む)
資本金 6億5,446万円
実績 2,400件を超える多様なジャンルの施設管理実績

ビケンテクノ

ビケンテクノ

環境と建設に重きを置いた総合サービスを提供し、ビルメンテナンスや工場のサニテーション、品質管理など多角的な事業展開に期待が高まります。

商号  株式会社 ビケンテクノ(BIKEN TECHNO CORPORATION)
   本社住所 【大阪本社】

 〒564-0044大阪府吹田市南金田2-12-1

 TEL:06-6380-2141

 FAX:06-6385-2427

【東京本部】

 〒140-0002東京都品川区東品川2-2-4天王洲ファーストタワー17F

売上高 346億円
社員数 1,907名(2020年3月現在、パート・臨時は除く)
資本金 1,808百万円(2020年3月現在)
実績 シンガポールやフィリピンなど海外への事業展開など

アール・エス・シー

アール・エス・シー

サンシャインシティをはじめとする複合商業施設やビル、官庁関係などの常駐警備や機械警備、および身辺警備などを請負い、イベント警備などにも対応しています。

商号 株式会社アール・エス・シー(JAPAN RELIANCE SERVICE CORPORATION)
本社住所 東京都豊島区東池袋3-1-3サンシャインシティ ワールドインポートマートビル9階
売上高 1億4724万円
社員数 1,453名 (2021年3月31日現在、含臨時従業員、人材派遣スタッフ等)
資本金 3億200万円
実績 約30年の駐車場警備の実績があり、過去の盗難率0%

ビル管理業界の市場規模

ビル管理業界の市場規模

ビル管理業界の(2020~2021年)は、業界規模0.9兆円(前年比より減少)、伸び率は+1.1%(横ばい)、利益率は+1.6%(-)です。

ビル管理業界の市場規模や動向は、不動産市場と景気に大きく左右されるという特徴があります。

まず、サービス面の差別化が難しいことと、人材集約型の業界であることから人件費がかかることが弱点といえるでしょう。

このことにより、景気が下がれば他社と差別化が図りにくい業界は価格競争が激しくなり、収益の低下にもつながります。

逆を言えば、景気が回復すれば収益も上がり、市場規模も拡大する傾向があるということです。

また、ビル管理業界はサービスの対象がビルやマンションであり、不動産であることから必然的に不動産市場からも影響を受けます。

近年では国内外において不動産市場が上向き傾向となっており、ビル管理業界にとって好影響となることが期待されるでしょう。

同時に、今後は首都圏を中心に商業施設などの大型ビルの新築が増えることにより、ビル管理会社の市場規模はますます拡大していくことが予想されます。

ビル管理業界の今後とは?

ビル管理業界の今後とは?

IT技術の進化やwithコロナの影響を受け、これからのビル管理業界は大きく変化していくことでしょう。

現在予想される「ICTによる業務の効率化」「人材不足の深刻化」「清掃業務の機械化」を挙げ、一つ一つ解説していきます。

ICTによる業務の効率化

近年開発されているビル管理業界向けのICTやAIを活用することで、多くのメリットがあることが明らかになりつつあります。

まず、機械化による深刻な人手不足の緩和および人件費の削減、業務効率化やリスク対策に成功している企業も見え始めました。

例えば、従来のメーター検針業務時間を82%も削減に成功するといった事例も実際にあったということで、今後はますますICTの導入が注目されることでしょう。

人材不足の深刻化

現在のビル管理業界は少子高齢化の影響により、熟練作業員の減少や深刻な人手不足の課題を抱えている企業が少なくありません。

実際にビル管理会社905社中の約88%が「人手不足による影響を感じる」と回答していることが、『ビルメンテナンス情報年鑑2019』(公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会)の調査で明らかになっています。

そこで、外国人労働者やAIの採用が奨励されているのです。

清掃業務の機械化

ビル管理会社の多くは、清掃業務も請負い、マンションやオフィス、店舗やビルの主な共用スペース(ガラス窓、外壁、廊下や階段)のほか、専用部となるトイレや室内の床、給湯室などは、日常的に清掃員などによって清掃作業が行われている所を、見た事がある人も多いのではないでしょうか?

近年清掃業務が変化しつつあり、今や多くの管理会社が清掃業務の機械化を実施しています。

清掃業務は主に2種類あり、毎日(週に2~6回)のペースで日常的に行われる

日常清掃」がその一つです。

日常清掃は清掃作業員が現場に向かって清掃をするのですが、これとは別に「定期清掃」というものがあります。

定期清掃は月に1回~年に数回ペースで本格的な清掃作業を行うものです。複数人のチームで行われ、建物本来の美しさを蘇らせるメンテナンス清掃とも言えるでしょう。

清掃業務の機械化によって、普通の清掃では取れない汚れやほこりを落とすことができ、さらに高性能な機械の力は時間短縮も図れます。

よく使用される機械はビルメンテナンス業専用の清掃道具で、自動床洗浄機やスイーパーやポリッシャー、スチーム洗浄機などです。

例えば、ビルの外壁は特殊な機械を使った高圧洗浄が行われ、汚れを徹底洗浄かつ美しさを長持ちさせられます。

最近では、新型ウイルス除菌剤が使用されることもあるようです。

きめ細かなサービスならしんらいライフサービス

しんらいライフサービス株式会社

「しんらいライフサービス」とは、大手企業との取引を多数行っているビル・マンション総合管理会社。

累計管理頭数は700棟、信頼の実績30年というベテラン企業であり、主な事業はビル・マンション総合管理の代行です。

また、単なる代行だけでなく、プロの「住まいのコンサルタント」が資産の価値を高め、経費削減や利益率の向上を図るため、コストカットのためのアドバイスが受けられるという点が当社の強みと言えるでしょう。

そのほかにも、建物清掃も手頃な価格で提供したり、リフォーム工事業も請け負ったりと、サービスも充実しています。

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