ビルオーナーさんにとって頭が痛いのが「清掃会社の料金」ではないでしょうか。
非常にコストがかかるので「もっと安くしたい」「相場より高く払っているかも」と思う人も多いはず。
それと同時に「綺麗な状態を保ってビルの資産価値を上げたい」という思いもあることでしょう。
この記事ではビルの清掃を行う会社について、清掃料金の相場と選び方のコツを紹介します。
さらに東京およびその周辺にビルをお持ちのオーナーさんを対象におすすめの清掃業者も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
また「ビルの窓清掃」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。
ビルの清掃料金の相場
一般的にビルの清掃といえば以下のような業務のことをいいます。
- 窓の定期清掃
それぞれ清掃回数や作業面積に応じて相場が決まっているので、まずはそこから解説します。
共有部分とオフィス清掃の料金
ビルにおいて日常清掃を必要とする場所は、下記のとおりです。
- エントランスホール
- エレベーターホール
- トイレ
- 給湯室
- 各オフィス(テナント)
- ゴミ置き場
通常、清掃会社の見積もりにはこれらが全て含まれており、1日あたり15,000~20,000円が料金の相場です。
その他、1~3ヶ月に1回の割合で定期清掃があり、これを別料金とする会社と日常清掃の料金に含む会社とがあります。
清掃の頻度やビルの大きさによっても料金が変わってきますので、以下に一般的な清掃料金の例を記載しておきます。
(例:週二回清掃する場合の月額 18,000円 × 2回 × 4週 = 144,000円 :定期清掃料金込み)
なお、週に1回のみの日常清掃だと上の例より1割ほど高くなります。
窓の定期清掃の料金
ビルの窓清掃は数ヵ月に1回行うのが一般的です。
ガラス表面はどんなに加工しても汚れが付着してしまうので、窓清掃は欠かせない清掃の1つです。
料金のベースとなるのは「窓の面積(または枚数)」です。
- 100平米前後 25,000円~30,000円
- 200平米前後 50,000円~55,000円
- 500平米前後 75,000円~85,000円
上記をベースとし、そこに以下のような追加料金が発生します。
<追加料金1:足場>
- 足場なし又は脚立 10,000円~30,000円
- 足場組必要 20,000円~50,000円
- ロープ吊り下げ 30,000円~100,000円
- ゴンドラ設置 50,000円~150,000円
<追加料金2:必要経費>
- 警備員の配備 13,000円~ × 人数 × 日数
- 道路使用許可申請 15,000円~
<追加料金3:オプション>
窓のフッ素コーティングやフィルム加工がオプションとなり、清掃会社によって料金の幅が広いです。
ただし、あくまでもオプションなので必須ではありません。
<追加料金4:酷い汚れがある場合>
カラースプレーや塗料、強力なテープ類を剥した跡など、一拭きでは落ちないような汚れがある場合に発生する追加料金です。
酷い汚れの面積に応じて追加料金がかかる仕組みとなっています。
基本料金とこれらの追加料金を合わせた額が最終的な料金となります。
7~8階建てのビルであれば、1回につき200,000円以上になるケースが多いです。
シーズンごとに清掃すれば年4回なので、100万円前後は想定しておくべきでしょう。
清掃会社に依頼するメリット
ビル清掃は、非常にコストがかかるものですが、それでもなおプロに依頼するだけのメリットがあります。
清掃会社に依頼するメリットは以下のとおりです。
プロによる清掃で設備や機器が長持ちする
プロによる専門的な清掃を施すことで、設備や機器を適切な状態にキープできます。
定期的なお手入れで適切な状態をキープしていれば、その分長く機能させることが可能になります。
景観や美観を維持でき資産価値が高まる
プロによる清掃は、道具も技術も違うので仕上がりも必然的にレベルが高くなります。
景観や美観が良い状態で維持できるので来客にも好印象を与えることができ、資産価値も高めることができます。
効率と生産性が上がる
ビルの清掃は、従業員が行うことも可能ですが、範囲も広いため負担が大きくなります。
清掃会社に任せれば、掃除も効率よく進められる上、従業員が本業に専念できるため生産性も上がります。
清掃会社の選び方
前述の金額はあくまでも相場なので、会社によってはもっと安いところもあります。
ビルのオーナーさんとしては費用や安く、質の高い仕事を行ってもらいたいというのが本音ではないでしょうか。
費用が抑えられるだけでなく、清掃会社のレベルも気になるところでしょう。
ここでは、見積もり時のチェックポイントについて解説します。
契約してからトラブルになっても困るので見積もりの時点でしっかりと見極めてくことが大切です。
見積もり書の金額(安すぎは要注意)
複数の清掃会社に見積もり依頼をすると、まれに驚くほど安い料金を提示してくるところがあります。
「なんて良心的な清掃会社だ」と思うかもしれませんが、相場よりも圧倒的に安い料金はむしろ疑うべきです。
清掃料金の大半はスタッフの人件費(日給)であり、そこをケチって求人を出すと人が集まりません。
それでは仕事を受注できないわけですから人件費はどの会社もほぼ一緒になることが考えられます。
なおかつ清掃業は薄利なビジネスなので利益を削って値引きしてもその額は微々たるものです。
つまり、どの清掃会社も相場に近い料金になるはずであり、それ以下だと本来必要な何かを大きく削っていると考えられます。
とくに多いのが定期清掃の料金が見積もり書に載っていないパターンです。
契約後の定期清掃時に他社よりも高い料金を請求されることがあるので要注意です。
清掃スタッフのスキル
美しく清掃を仕上げるには清掃スタッフのスキルが重要です。
- ベテランスタッフかどうか
- 細かい点まで気がまわるスタッフかどうか
- 清掃会社が仕事の出来をしっかり管理しているか
- スタッフに対する教育体制が整っているか
- どれくらいのキャリア持ったスタッフが派遣されてくるのか
- 会社としてどんな教育体制があるのか
これらの点を清掃会社のホームページや口コミで調べ、さらに電話で問い合わせるなどしてチェックしてください。
なお、ほとんどの清掃会社は新しくアルバイトを雇ってもろくな研修をしません。
基本的に先輩スタッフと一緒に現場に出てそのビルで清掃すべきところを教えるだけというケースが多いです。
多くの清掃スタッフは洗剤の種類やしつこい汚れの落とし方などを知らないまま働きはじめます。
また、清掃業務は見た目以上にハードなので、耐えきれずに1~2週間で辞める人が続出することもあるようです。
そのため、スキルの高いベテラン社員を多数抱えている会社は極めて稀です。
受注実績
受注実績の乏しい清掃会社にはそれなりの訳があると考えるべきです。
料金が高いのか業界内での評判が悪いのか、何にせよ契約が取れていないわけですから決して褒められたことではありません。
一方、誇れるほどの受注実績がある清掃会社はホームページなどで大々的に公開しています。
なおかつ、そのなかに大手企業や有名企業の名前があればかなり質の良い仕事をしていると考えて良いでしょう。
この違いはホームページをみれば一目瞭然なので必ずチェックしてくださいね。
サポート体制
万が一のことを考えると清掃会社にはサポート体制も整えておいてほしいところです。
- 夜間や休日でも繋がる緊急連絡先がある
- 電話対応が的確で折り返しの連絡がはやい
- 実害が発生した場合の補償サービスがある
これらが完璧な清掃会社はなかなかないので、もしも見つけた時は契約候補の上位と考えましょう。
清掃会社を決める際の注意点
清掃会社を決定する際に確認しておきたい注意点について解説します。
最終的な契約書を交わす前に必ず確認しておきましょう。
損害賠償責任保険への加入
清掃は人が行うものなので、事故やトラブルの可能性は避けられません。
いざという時のために、清掃会社が損害賠償責任保険(請負業者賠償責任保険や生産物賠償責任保険など)に加入しているかどうか確認しておきましょう。
保険に加入していない業者の場合、トラブルが起こったときに十分な保証が受けられない可能性があります。
リスク管理とセキュリティ対策
清掃会社に委託するということは、外部の人間の出入りがあるということです。
そのため、リスク管理は万全に備えておく必要があります。
たとえば、以下のようなことを確認しておきましょう。
- 清掃会社のセキュリティ対策の確認(労働条件誓約など)
- 清掃会社との契約書内にセキュリティ対策事項を記載する
- 清掃員の立ち入り場所に制限を設ける
おすすめのビル清掃会社はしんらいライフサービス
ご紹介したように、ビルの清掃会社を探すときは料金と仕事の質の両面から判断しなければなりません。
では、料金と仕事の質の両面から判断した場合、どこがおすすめなのか?
良い清掃会社は何社かありますが、なかでもおすすめなのがしんらいライフサービス株式会社です。
*引用元:https://www.shinrai-ls.co.jp/
しんらいライフサービスの概要
本社 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒2-17-3 K’s ONEビル1階 |
電話 | TEL:03-3491-1015(代表) FAX:03-3491-1018 |
対象地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉(その他は要相談) |
資本金 | 20,000,000円 |
業務内容 | <清掃業務>
<管理業務>
<損害保険代理店業務> <リフォーム工事業務> |
所有資格 |
|
しんらいライフサービスは清掃業務だけでなく、管理業務やリフォーム業務も行っておりビルの管理全般を任せることができます。
無論、清掃業務だけでも依頼はできますが、ビルの管理全般を任せた方が様々なところで値引きがききます。
もし現在の管理会社に不満があるのなら、清掃と併せて管理全般の見積もりを依頼してみても良いでしょう。
しんらいライフサービスは料金が安い
*引用元:https://www.shinrai-ls.co.jp/
しんらいライフサービスに見積もりを依頼すると相場よりも安い料金が提示されます。
「安すぎる清掃会社は疑わしい」とご紹介しましたが、しんらいライフサービスの場合は別です。
なぜなら、「清掃に自社スタッフを用いる」という、しっかりした理由があるからです。
たいていの清掃会社は受注数が伸びて自社スタッフが足りなくなると外注に出します。
外注元と外注先の2社が絡むことになり、それぞれの利益を考えると値引きできる余地はありません。
その点、しんらいライフサービスは自社スタッフを派遣することにこだわっていますから、料金を下げて提示することが可能なのです。
しんらいライフサービスが信頼できる理由
しんらいライフサービスは「信頼」をモットーにしている清掃会社です。
ここでいう信頼とは「安心して仕事を任せることができ、またそれに応えるだけの力がある」ということ。それを物語るのが以下の3点です。
- スタッフのスキルが高い
- しんらい品質保証がある
- 受注数が豊富
「信頼がモットー」とうたっている清掃会社はたくさんありますが、しんらいライフサービスのいう信頼はレベルが違います。
スタッフのスキルが高い
ご紹介した通り、清掃会社のほとんどはスタッフの教育が行き届いていません。まして外注に出しているとなると、外注元は現場スタッフのスキルはおろか顔すら知らないわけです。
そんな状態の会社に信頼して仕事を任せられるはずはなく、実際に「清掃が不十分」というクレームが頻繫に管理会社のもとに届きます。
一方、しんらいライフサービスは自社スタッフにこだわっていますから、クレームに繋がるようなスキルの低いスタッフは現場に出られません。
また、現場に出ているスタッフには「日々の業務チェックリスト50項目」によるセルフチェックが課せられており、完璧になるまで作業が続きます。
しんらい品質保証がある
しんらいライフサービスは初めて仕事を依頼する人向けに「しんらい品質保証」というサービスを提供しています。
これは万が一清掃内容に不満があった場合は即日全額を返金するというものです。
もちろん、しんらいライフサービスではそのようなことは起こるはずもなく、「不満なんて絶対に有り得ない」という自信がこのサービスに表れています。
業界初のサービスとのことで「少しでも信用してもらいたい」というしんらいライフサービスの気持ちが込められています。
受注実績が豊富
しんらいライフサービスの受注実績をみると不動産管理業界では名の知れた会社がいくつも見つかります。
<しんらいライフサービスの取引先例>
- 住友不動産建物サービス株式会社
- 株式会社ハリマビステム
- 株式会社大京アステージ
- 日本ハウズイング株式会社
- 共栄火災海上保険株式会社
- 新日本管財株式会社
- 株式会社レーベンコミュニティ
- 株式会社合人社計画研究所
これらのなかには業務チェックの厳しいところも多く、そこと取引できている時点で信頼に値するといえます。
ビルの清掃なら安心と信頼のしんらいライフサービスがおすすめ
この記事ではビルの清掃料金と清掃会社選びのチェックポイントをご紹介しました。
一見簡単そうにみえるビルの清掃業務ですが、綺麗に仕上げるには清掃スタッフのスキルが必要です。
しかし、スキルの高さと料金の安さを両立させている清掃会社は滅多に見つかりません。
そんななか、しんらいライフサービス株式会社は自社スタッフによる清掃としっかりした育成方針で料金と質を見事に両立させています。
東京およびその近県のビルオーナーさん(又は管理会社の方)は見積もりだけでも依頼してみてはいかがでしょうか。