清掃業者によって、清掃料金が異なることを知っていますか？
この記事では「清掃業者の料金」について解説していきます。
結論、清掃内容によっても清掃料金が異なるのでしっかり選ぶことが重要です。
その他にも「清掃内容」についても説明していきたいと思いますので、ぜひこの記事を読んで清掃業者を選んでもらえると幸いです。
清掃の種類を徹底比較
| ハウスクリーニング | 特殊業者 | 日常清掃 | 定期清掃 | |
| 対象 | 個人 | 個人 | 法人 | 法人 |
| 対象施設 | 自宅 | 自宅 | マンション・ビル | マンション・ビル |
| 料金相場 | 8000円〜 | 2万円〜 | 1.5万円〜 | 2万円 |
| 料金体系 | 1回あたり | 1回あたり | 月額 | 1回あたり |
清掃業務は大きく分けて、４つに分類できます。特殊業者による清掃・ハウスクリーニング・日常清掃・定期清掃です。
ハウスクリーニングは、個人宅での清掃業務全般を指し、特殊業者による清掃は、事件や事故などで亡くなられた方の部屋を掃除するものです。
日常清掃は、マンションやオフィスビル、商業施設などで行う毎日の清掃のことを指します。
定期清掃は、それらの施設における定期的な清掃業務となり、窓ガラス清掃などです。
また、日常清掃と定期清掃の違いはこの記事で詳しく紹介していきます。
上記の表にまとめているとおり、日常清掃と定期清掃は法人が対象となり、ハウスクリーニングと特殊業者による清掃は個人が対象。
料金相場は、日常清掃が月額1.5万円～、定期清掃は1回あたり2万円、ハウスクリーニングは、1回あたり8千円～、特殊業者による清掃は1回あたり2万円～となっています。
さらに詳しく見ていきましょう。
ハウスクリーニングとは？
ハウスクリーニングは、家事代行と比較されることがありますが、家事代行との大きな違いは、専門知識を持っているプロが清掃をしているかどうかという点です。
家事代行サービスは、清掃の資格を保有していないスタッフも、掃除することができます。
しかし、ハウスクリーニングは、清掃の資格を保有しているスタッフや、専門的な研修を受けたスタッフが自宅の掃除を行うものなので、プロがお掃除をしてくれるのが特徴です。
ハウスクリーニングは、賃貸物件から退去する際の清掃、普段なかなか掃除できない箇所の清掃、空室清掃などで利用されることが多くなっています。
賃貸物件の場合、退去時には綺麗に清掃して部屋を出なければいけませんが、引っ越しを行う時は、荷物を詰めたり手続きをしたり、色々忙しくなるので掃除まで手が回らないということもあるでしょう。
そのような場合、ハウスクリーニングに依頼することで、スムーズに退去前清掃を完了することができます。
プロが清掃してくれるので、後々トラブルになる心配もありません。
普段なかなか掃除できないフローリング清掃・レンジフード清掃なども依頼できるので、住まいの定期クリーニングとして利用されることもあります。
ハウスクリーニングの料金相場
| 部屋の広さ | 相場 |
| 〜30m2 | 15,000円～25,000円 |
| 〜50m2 | 28,000円～32,000円 |
| 〜80m2 | 40,000円～45,000円 |
| 〜100m2 | 50,000円～53,000円 |
| 〜120m2 | 60,000円～65,000円 |
| 120m2〜 | 65,000円～ |
ハウスクリーニングは、清掃を行う部屋の広さで料金が決まることが多いです。
ひと部屋だけ掃除するのか、全室掃除するのかによって料金も変わってきます。料金相場は、上記のとおりです。部屋の広さが大きいほど、料金も高くなります。
ハウスクリーニングの業務ごとの料金
ハウスクリーニングでは、部屋全体を掃除するのではなく、部分的に掃除したい場合も対応していて、部分的な清掃の場合は、業務内容によって清掃料金が変わります。
主な業務の料金相場は、下記のとおりです。
| 床のワックス | 8,400円～15,000円 |
| 換気扇 | 7,000円～12,500円 |
| 洗面所 | 7,500円～10,000円 |
| キッチン | 12,000円～20,000円 |
| 浴室 | 12,000円～18,000円 |
| エアコン | 8,000円～15,500円 |
| トイレ | 6,000円～9,000円 |
部分ごとの清掃は、各業者によって対応可能な範囲が異なるので、事前に確認しておきましょう。
部屋ごとの清掃に加えて、部分的な清掃を組み合わせて依頼することも可能です。
例えば、リビングの清掃に加えて、エアコンもお願いしたいという場合、部屋の広さの料金と、エアコン清掃の料金を支払うということになります。
ハウスクリーニングが相場より高くなるケース
ハウスクリーニングの料金が状況により相場より高くなるケースもあります。
相場よりも料金が高くなるケースには次のような場合です。
- 家具や荷物が多いケース
- 落としにくい汚れがあるケース
- 戸建て住宅の場合
- 駐車場がないケース
家具や荷物が多いケース
クリーニングする場所に家具や荷物が多いとその分、家具や荷物を動かすなどの作業が加わり手間がかかります。
そのため、家具や荷物が多い場所のクリーニングは料金が高くなる可能性があります。
事業者に依頼する際に前もって相談し、クリニック当日までに可能な限りあらかじめ家具や荷物を移動や撤去をしておくと良いでしょう。
落としにくい汚れがあるケース
例えば、サビやヤニ汚れなど落としにくい汚れがある場合、より効果の高い洗浄剤や器具を使用する必要があります。
そのため、落としにくい汚れがある場合は、相場よりも料金が高くなる傾向があります。
事前の見積もりの際に汚れのある場所の使用頻度と掃除頻度、気になる汚れの大きさや原因などをわかる範囲で伝えておくと、金額の変更は起こりにくいでしょう。
戸建て住宅の場合
戸建て住宅だからといって必ずしも相場よりクリーニング料金が高くなるわけではありません。
ただ、マンションと同じ間取りであっても一般的に一戸建ての方が「面積が広い」「天井が高い」「窓の数が多い」「廊下や階段などのスペースが多い」など、クリーニングする箇所が増えます。
そのため、面積や清掃箇所の増加に応じてクリーニング金額は上がります。
駐車場がないケース
ハウスクリーニングの訪問は、道具などもあるため車で行われるのが一般的です。
自宅に駐車できるスペースがないと、事業者は時間貸し駐車場を利用せざるを得ません。
その場合、事業者によっては「駐車場利用料金を依頼者が負担すること」としているケースがあるので、事前に確認しておきましょう。
特殊清掃業者とは？
特殊清掃業者は、事件や事故、孤独死などによって亡くなられた方の部屋を掃除したりする作業を行ないます。
汚物や体液などの除去、消臭や除菌といった業務も含まれています。この他、遺品整理やゴミ屋敷の清掃なども特殊清掃業者で対応しているのが特徴です。
特殊清掃の料金相場
| 部屋の大きさ | 料金相場 |
| 〜30m2 | 30,000円～80,000円 |
| 〜50m2 | 50,000円～120,000円 |
| 〜80m2 | 70,000円～200,000円 |
| 〜100m2 | 90,000円～250,000円 |
| 〜120m2 | 120,000円～300,000円 |
特殊清掃は、清掃作業を行なう人数と時間で相場が決まります。
脱臭や消臭、除菌などの作業に時間がかかってしまう場合や、整理する遺品の数が多い場合は、料金が高くなりやすいです。
例えば、高齢者が孤独死で見つかった場合、夏場だと死体の腐敗が早く進んでしまうこともあり、数日で強いニオイが室内にしみついてしまいます。
室内にしみついてしまったニオイは、除去するのに時間がかかってしまうので料金も高くなるのです。
遺品整理に関しては、整理しなければいけないモノが多いほど、時間も作業人数も必要となるので、料金が高くなります。
特殊清掃の料金を抑える方法
ここでは、特殊清掃の料金を抑える方法を紹介していきます。
不用品回収も依頼する
特殊清掃は、作業する人数と時間で料金が決まります。
モノが多いと、作業時間も増えてしまうので、不用品回収を利用して清掃時間を減らしましょう。
不用品回収にも費用はかかりますが、特殊清掃と組み合わせることで、総額は抑えることができます。
事前にできる限り整理しておく
不用品回収を依頼する時間がないなら、事前にできる限り整理しておくだけでも違います。
ゴミに出せるものは出しておくなどしておくことで、清掃時間を減らすことができるので、料金も抑えることが可能です。
優良な特殊清掃業者選ぶための7つのポイント
有料な特殊清掃業者を選ぶために心得ておきたい7つのポイントについて解説します。
いざという時のために確認するべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
- 完全消臭保障があるか
- 消臭料金が後払いであるか
- 見積書の作業内容が明確に記載されているか
- 契約書の締結があるか
- 特殊清掃に特化した実績があるか
- 有資格者がいるか
- 問合せ時の対応に信頼ができるか
完全消臭保障の制度はあるか
まず第一に完全消臭保障があるかどうかを確認しましょう。
特殊清掃において、最も重要なのは「完全な消臭」を実現することです。
特殊清掃が必要となるのは、孤独死やゴミ屋敷、災害現場、犬猫屋敷といった特殊な現場で、複雑かつ強烈な臭いを発しています。
その強烈な臭いを完全に除去するためには、特殊な技術やノウハウが必要不可欠です。
完全消臭保障がない業者は、「特殊な技術やノウハウがない」「消臭技術に自信がない」ということも考えられます。
確実な成果を得るためにも、完全消臭保障があるかどうかを必ず確認しましょう。
消臭料金が後払いかどうか
消臭料金が後払いであるかも大事なポイントなので確認しておきましょう。
消臭料金が後払いであれば、費用を支払う前に消臭できているか効果の確認ができます。
つまり、「後払いで良い＝消臭に自信がある」ということを意味します。
また、もしも臭い残りが気になったり、消臭ができていないと感じたりした場合は、納得できる結果得られるよう追加作業を求めることもできます。
しっかり結果を残してくれる業者かどうか、消臭料金を支払うタイミングを確認しておきましょう。
見積書に作業内容が明確に記載されているか
特殊清掃の場合、現場を確認すれば、最低限どんな作業が必要なのかが分かります。
そのため、見積書には必要な作業内容の項目とそれにかかる料金を明確に記載することができるのは当然のはずです。
誠実な業者かどうか、見積書に作業内容が明確に記載されているかを確認してしましょう。
例えば、見積書の作業内容の項目が「消臭作業一式▶○円」や「フローリング清掃一式▶○円」といったように、曖昧な表現をしている業者は注意が必要です。
必要のない作業を勝手に行って過度な請求や追加費用の請求をしたりするブラックな業者かもしれません。
リスクを避けるためにも、見積書には明確な作業内容と料金が記載されているかを必ず確認しましょう。
契約書の締結はあるか
契約書とは、契約内容を明確にし、その証拠とするために作成されるものです。
契約書がなければ、もしも、トラブルが発生した場合、契約内容を示すものがなく「言った」「言わない」という争いへと発展する可能性があります。
例えば、完全消臭保障があると聞いて、それが決め手となって作業を依頼したとしても、契約書の内容に「完全消臭保障」が記載されていれば、権利の主張が難しくなります。
臭いが取れていないことを主張し、再度作業を要求したとしても、契約書を交わしていなければ「言ってません」「追加作業は別料金です」と言われてしまうかもしれません。
トラブルを未然に防ぎ、リスクを回避するためにも、契約書の締結は必ず行いましょう。
特殊清掃に特化した実績の有無
特殊清掃を依頼する場合は、特殊清掃に特化した実績があるかをチェックしておきましょう。
特殊清掃業者の中には、メインの業務は「遺品整理」や「葬祭業」など他の仕事で、その付随サービスとして特殊清掃を受け付けている業者もあります。
特殊清掃がメインでない場合、特殊清掃に関する技術レベルが求める水準に達していない可能性も考えられます。
特殊清掃の中でも重要な「完全消臭」を完璧にこなすためには、多くの経験や高い技術が必要となります。
費用と時間をムダにかけないためにも、特殊清掃に特化した実績のある取引先かを必ず確認しましょう。
清掃の有資格者が在籍しているか
特殊清掃業者として優良な会社かどうか見分けるために、有資格者の在籍を確認してみましょう。
実は、特殊清掃の仕事自体は資格がなくても行うことはできますが、特殊な技術と確かな知識を持っている有資格者が在籍していた方が信頼できます。
特に、臭いの元を断ち切るための「完全消臭」の作業を実行するためには、「解体工事業登録」が無いと行えません。
また、特殊清掃を行う現場によっては、特定の資格が無いと行えない作業もあるため、有資格者がどれくらいいるか、予めホームページなどで確認すると良いでしょう。
特殊清掃業者が保持している資格の種類
特殊清掃業者が保持している資格の種類は、以下のとおりです。
- 解体工事登録
- 石綿作業主任者
- 産業廃棄物収集運搬許可
- 古物商許可
問合せ時に信頼できる対応か
ホームページで良いことが書いてあっても、実際にやり取りをしてみると対応が良くなかったということはよくあります。
特殊清掃が必要な状況は、そんなに頻繁に起こることではありません。
戸惑いながら対応に追われている状況の中、親切な対応や、心情に寄り添った対応や姿勢は、業者の良し悪しを判断する大きな材料となります。
作業内容などを親切かつ丁寧に説明してくれる業者であれば、安心して作業を任せることができるでしょう。
問合せ時のスタッフの対応に安心感があり、信頼できるかどうか確認してください。
【PR】ビルメンテナンス / 定期清掃の見積もりなら
しんらいライフサービス
しんらいライフサービスは、サービス品質の肝である「スタッフ」を大切にしています。
きめ細やかな、清掃サービスをぜひ体験してみてください。
管理費用の削減のコンサルも受け付けております！！
日常清掃とは？
日常清掃は、マンションの共用部の清掃や、オフィスビルの共用部の清掃、商業施設の清掃などが挙げられます。
多くの人が毎日利用している場所を掃除する業務です。
例えば、マンションの場合は、風除室やロビー、階段、廊下、エレベーター、ゴミ置き場、駐車場、駐輪場、外周などを清掃します。
日常清掃の月額料金相場
| 週1日 | 週2日 | 週3日 | 週4日 | 週5日 | 週6日 | |
| 1h | 17,200円 | 25,800円 | 32,300円 | 39,600円 | 47,300円 | 54,200円 |
| 2h | 21,500円 | 34,400円 | 36,100円 | 44,700円 | 53,800円 | 63,500円 |
| 3h | 25,800円 | 41,300円 | 46,400円 | 59,300円 | 72,200円 | 84,400円 |
| 4h | 27,500円 | 44,700円 | 57,800円 | 74,300円 | 91,200円 | 107,300円 |
| 5h | 32,300円 | 53,300円 | 69,700円 | 89,400円 | 109,700円 | 144,500円 |
| 6h | 37,200円 | 61,900円 | 80,500円 | 103,200円 | 144,500円 | 171,800円 |
| 7h | 39,700円 | 69,800円 | 90,300円 | 118,000円 | 167,100円 | — |
| 8h | 42,700円 | 77,100円 | 103,200円 | 154,100円 | 189,200円 | — |
日常清掃の料金は、週何回清掃するのか、何時間清掃するのかで異なります。
そのため大きなマンションや、棟が分かれているマンションの場合は、清掃スタッフが2～3人となることもあるでしょう。
日常清掃の業務内容は？
日常清掃の業務内容は、共用部の清掃がメインです。
玄関やホール、廊下などの床面を履き掃除や拭き掃除で綺麗にし、ガラス部分は手が届く範囲で拭き清掃を行います。
ゴミが落ちていたらゴミを回収し、ゴミ置き場周辺の整理も行ない、駐車場や駐輪場、外周の清掃も行わなければいけません。
特に樹木が植えられている場合、落ち葉の清掃や、除草なども行う必要があります。
定期清掃業者とは？
定期清掃業務は、日常清掃では行えない専門的な清掃業務です。
年に1回や月に1回など、作業月を決めて実施します。定期清掃業務には、床面のワックスかけや、壁面洗浄、エアコンの分解洗浄、窓ガラス清掃（高所）などがあります。
定期清掃の料金相場
| 面積（m2） | 洗浄又は高圧洗浄 | 洗浄又は高圧洗浄＋WAX塗布 | カーペット洗浄 |
| 50 | 15,000円（300円） | 16,500円（330円） | 19,000円（380円） |
| 100 | 15,000円（150円） | 16,500円（165円） | 19,000円（190円） |
| 200 | 22,000円（110円） | 24,000円（120円） | 27,500円（138円） |
| 300 | 27,000円（90円） | 30,000円（100円） | 34,000円（113円） |
| 400 | 32,000円（80円） | 35,000円（88円） | 40,000円（100円） |
| 500 | 40,000円（80円） | 44,000円（88円） | 50,000円（100円） |
| 600 | 48,000円（80円） | 53,000円（88円） | 60,000円（100円） |
| 700 | 52,000円（74円） | 57,000円（81円） | 66,000円（94円） |
| 800 | 58,000円（73円） | 64,000円（80円） | 72,000円（90円） |
| 900 | 63,000円（70円） | 69,000円（77円） | 79,000円（88円） |
| 1000 | 70,000円（70円） | 77,000円（77円） | 87,500円（88円） |
| 1100 | 72,000円（65円） | 79,000円（72円） | 90,000円（82円） |
| 1200 | 75,000円（60円） | 82,500円（66円） | 94,000円（75円） |
| 1300 | 78,000円（60円） | 86,000円（66円） | 97,500円（75円） |
| 1400 | 84,000円（60円） | 93,000円（66円） | 105,000円（75円） |
| 1500 | 90,000円（60円） | 99,000円（66円） | 113,000円（75円） |
定期清掃の料金は、作業対象範囲の面積と作業内容で決まることが多いです。
各作業内容で、１㎡あたりの作業単価が決められていて、作業面積をかけて算出されます。
上記の料金相場表で見ると、カーペット洗浄の場合は1㎡当たりの作業単価が380円となっていて、作業面積が50㎡の場合は、「380×50＝19,000」となります。
定期清掃の業務内容とは？
定期清掃の業務内容は、日常清掃よりも専門性が高くなっています。
そのため、専門的な知識がより求められますし、道具や洗剤なども、業務用の特別なモノが使われるため、それらに関しての知識がなければ作業できないのです。
大型の機械が用いられることもあり、作業員の負担も増えます。そのため、作業料金は日常清掃よりも高くなっています。
清掃業者の料金で気をつけることは？
清掃業者に清掃を依頼する際、どのような点に気を付けて選ぶと良いのでしょうか。
ここでは、料金で比較する場合の選び方のポイントをまとめておきます。
価格だけで決めない
清掃業者を選ぶ際、数社から見積を受け取って価格を比較すると思います。
しかし、価格だけで決めてしまうと、品質が悪いという可能性もあるので注意しなければいけません。
価格が安い理由が分かっていて、納得できる内容なら安心ですが、そうでない場合は清掃後に「こんなはずじゃなかったのに」ということにもなりかねませんので、価格とともに、サービス内容やこれまでの実績、口コミなどもチェックしておくことをおすすめします。
清掃業者の閑散期に依頼する
清掃業務を依頼する場合、依頼する時期によって費用が異なる場合があります。
清掃業者の閑散期は、主に秋ごろになるので、この時期に依頼すると、少し安い料金で清掃業務を受けてくれる可能性が高いです。
予算に制限がある場合は、予算内での清掃業務について相談してみるとよいでしょう。
複数箇所同時に依頼する
清掃を依頼する場合は、複数箇所同時に依頼しましょう。そうすることで、費用を抑えることができます。
こまめに依頼してしまうと、そのたびに出張費がかかったり、作業スタッフの手配にも時間がかかってしまいますが、同時に依頼することで、立会いの手間も省くことが可能です。
近隣の業者に依頼する
清掃業務を依頼する際は、近隣の業者から探す方がよいでしょう。
遠方の業者に依頼してしまうと、出張費がかかる場合があります。
出張料金がかからない業者であれば問題ありませんが、遠方の場合は見積書に「出張費」の記載がされていることもありますので、必ず確認するようにしてください。
近隣であれば、出張費無料が多いです。もし発生したとしても、近隣なら安く済みます。
清掃業者の選びの見極めポイント7つ
数多く存在する清掃業者の中から、信頼できる清掃業者を選ぶために見極めたいポイントを7つご紹介します。
長いお付き合いができる清掃業者を選びたい、業者選びを失敗したくないという方はぜひ参考にしてみてください。
- サービス内容と見積りの分かりやすさ
- 実績と評判がよいこと
- 安全管理の徹底をしているか
- 電話対応や現地調査の際の対応
- 清掃に関する有資格者が在籍しているか
- 損害賠償責任保険に加入しているか
- 従業員の教育に力を入れているか
サービス内容と見積りの分かりやすさ
見積書は、サッと見ただけでどの場所にどのような作業が必要になのか、その作業にどれくらいの費用がかかるのか、といった具体的な内容が分かるように作成するものです。
依頼する側が見て判別できないような見積書を提示する業者は、清掃作業の内容も誤魔化したり、いい加減だったりする可能性が高いため、取引は見送るのが賢明でしょう。
不具合や疑問点などがあった場合でももすぐに相談ができるよう、サービスの内容や見積もりが明瞭で信頼できる取引先を見極めましょう。
実績と評判よいこと
ホームページやチラシで良いことを書いていても、それはアピールに過ぎません。
実際に利用した第三者から見てどうなのかを知るためには、クチコミや業界での評判が分かりやすい判断基準になります。
知名度のある大手業者が、必ずしも優れたサービスを提供しているとは限りませんし、小さい会社だからといって技術が不足しているとは限りません。
取引先を選定する際には業務内容や料金体系だけでなく、利用者数や顧客満足度が参考になる実績や口コミもチェックしましょう。
安全管理の徹底をしているか
安心して取引ができる清掃業者の条件として、安全管理ができているかどうかも非常に重要なポイントです。
人が行う作業である以上、何らかの拍子に事故が起こることは絶対ないとは言い切れません。
しかし、発生している事故の中には、事前に対策を行っておくことで防げたであろう事故も存在することは事実です。
できる限り人災による事故を無くすためにも、安全面や運用面について事前に詳しく確認しておけば、契約を結ぶ際に安心です。
清掃用具の点検や安全対策用具の保守、歩行者や住人、利用者への周知などを徹底している会社かどうか、しっかり見極めましょう。
電話対応や現地調査の際の対応
電話で問い合わせた際の対応の良さや現地調査をしっかり実施するかどうか清掃業者を判断する基準になります。
電話口での言葉遣いや対応には、その会社の企業体質が現れているといえます。
また、汚れの程度や清掃道具の有無、清掃作業に伴う備品移動の有無など、さまざまな条件によって費用が大きく変動するため、契約の際は事前に現地調査が行われるのが基本です。
余計なトラブルを回避するためにも、清掃業者は必ず現地調査を行っている会社を探しましょう。
清掃に関する有資格者が在籍しているか
清掃業者を選定する際には、有資格者が在籍している業者を選ぶことをおすすめします。
意外と知られていないかもしれませんが、実は清掃業界には複数の国家資格が存在しており、「ビルクリーニング技能士」「建築物環境衛生管理技術者」「清掃作業監督者」などがあります。
清掃業に資格は必須ではありませんが、だからこそ、有資格者が在籍していることは、実務経験や正しい清掃の知識が豊富であることの証明になります。
契約する前に国家資格を持っているスタッフが在籍しているかについて直接確認してみるのもよいでしょう。
損害賠償責任保険に加入しているか
損害賠償責任保険に加入している清掃業者であることは非常に大切なことです。
損害賠償責任保険とは、清掃作業中に発生した器物の損壊やケガなどの損失を清掃業者側が補償する際に利用する保険のことです。
もし、取引業者が損害賠償保険に加入していない場合、トラブルが発生した際に十分な補償が受けられない可能性があります。
そのようなリスクを少しでも減らしておくためには、損害賠償責任保険への加入の有無、加入しているのであればどの程度まで保障されるのかといった内容まで、契約前に確認しておきましょう。
従業員の教育に力を入れているか
スタッフ教育に力を入れているかどうかも確認しておきたい大切なポイントです。
県知事登録を受けている清掃業者であれば、従事者に対し都道府県が指定する技術研修を年1回以上実施することが義務付けられています。
義務づけられている技術研修だけでなく、スタッフに対し清掃やマナー研修など丁寧に教育を行っている清掃業者であれば、安心して依頼することができます。
自主的に従業員教育に力を入れている会社であれば、在籍しているスタッフも技術力向上に意欲的である可能性が高いです。
清掃ならしんらいライフサービス
清掃業務を依頼するなら、しんらいライフサービスがおすすめです。
しんらいライフサービスは、建物清掃業全般を行っていて、大手企業様とも取引している実績豊富な建物管理会社です。
清掃に関しての資格保有者も多く、清掃業務では建物の寿命をのばし、資産価値を向上できるように丁寧に実施しています。
スタッフ研修も新人研修から、定期研修までしっかり実施していて、清掃レベルは50項目に及ぶチェックリストで、都度確認するため、作業員によって仕上がりのレベルに差が出ないように工夫しているのが弊社の特徴です。
清掃業務を依頼したいけれど、どの会社にしようか悩んでいるという場合は、お気軽に相談されてみてください。