ビルやマンションに欠かせないエレベーターは、必ず毎日誰かが使うものです。
多くの人が使う場所なので、常に清潔に気持ちよく使えるようにしておくためには清掃が欠かせません。
エレベーターは精密機械なので、正しい清掃方法を知っておかなければいけません。
この記事では、エレベーターの清掃方法について解説していきます。
私たちの生活をサポートするエレベーターのメンテナンス方法を知ることで、良いビル管理を続けていきましょう。
エレベーターの清掃で気を付けるべきポイント
エレベーターの清掃ではどのようなポイントに気を付けるべきでしょうか?
エレベーターは精密機械であるため、少しトラブルがあると故障のリスクがあります。
そういったことを踏まえたうえで、エレベーターのメンテナンスをしていく際の注意点を見てみましょう。
エレベーターのメンテナンス
エレベーターのメンテナンスではどのようなことに気を付ければいいでしょうか?
エレベーターは精密機械であり、繊細に扱わなければ故障のリスクがあるものです。
メンテナンスの手順を抑えておき、効率的なマンション運営に繋げていきましょう。
昇降機能
エレベーターとは、マンションの階層を移動するための機械です。専門用語で「昇降機」と呼ぶこともあります。
ボタンを押すだけで指定の階層に移動してくれるため、高階層のビルには欠かせないものです。
ちなみに、建築基準法によって31m以上の建物にはエレベーターの設置義務が定められています。
高さ31mというのは階層で表すと6~8階ほどの高さです。
エレベーターはバリアフリーの一環として、様々な人に建物を利用してもらうために必要なものであり、私たちの暮らしを移動面でサポートしてくれるパートナーといえるでしょう。
エレベーターのないビルは管理しやすいなどのメリットがある一方で、移動しづらいデメリットもあるので、ある程度の階層からなるマンションにはエレベーターを設置しましょう。
汚れが溜まりやすい
エレベーターは密閉区間であり、汚れが溜まりやすいことが特徴です。
エレベーターは日常的に清掃することも少なく、中々清掃が行き届きづらいところでしょう。
汚れを溜めないように定期的にエレベーターを清掃する習慣をつけることで、綺麗なエレベーターを保てるようになります。
乾いた布で掃除する
エレベーターを清掃する際は、なるべく乾いた布で掃除することを心がけましょう。
エレベーターは精密機械ですから、水で湿った布などで作業をすると感電して故障の原因になる恐れがあります。
目立った汚れを清掃して、細かい機械部分の清掃はなるべく専門の清掃業者に任せることが重要です。
エレベーターの清掃作業にはなるべく乾いた布を活用して清掃を行ってください。
エレベーターの定期清掃
エレベーターは定期的に周期を設けて清掃するべきです。
例えば、1週間に1度清掃する、2週間に1度清掃するなど、期間を区切って清掃しましょう。
定期的に清掃をするためには、適切に清掃業者の力を借りる必要があります。
マンションの清掃を委託する際は、時間と頻度に応じて清掃料金が異なります。
適切に定期清掃を行うことで、快適にエレベーターを利用することができるでしょう。
日常清掃と定期清掃の役割の違い
エレベーターの清掃に限らず、マンションの清掃には日常清掃と定期清掃という風に役割を分けるべきです。
日常清掃においては、毎日続けられるような簡単な清掃、定期清掃には少し準備が必要な大がかりな清掃といった具合です。
エレベーターの日常清掃と同様に、マンションの清掃は日常の清掃業務に組み込むとスムーズに清掃が進むでしょう。
マンションの定期清掃については、以下の記事にまとめましたので、合わせてご覧ください。
マンションを定期清掃する理由とは?大阪のマンション清掃業者を紹介!
エレベーターの匂い対策
エレベーターは密閉区間であるため、匂いが充満しやすいスペースとなります。
生活圏で不快な匂いがすることはマンションのクレームにも繋がるため、気をつけたいところです。
匂いを取り去るためには、定期的な清掃や換気によって通気性をよくすることが効果的。
そのため、エレベーター内を通気することに努め、匂いが発生しないように注意しましょう。
定期的なメンテナンス
エレベーターの匂いを対策するには、定期的に汚れを落とすことが効果的です。
匂いの元になる汚れは様々な要因がありますが、まずは目立つ汚れを落とすことが求められるでしょう。
エレベーターは土足で利用するものであるため、あらゆるところから汚れが持ち込まれる要因にもなります。
また、子供などが泥遊びした後にエレベーターを利用するなど、思わぬところから大きな汚れがつく場合があります。
全ての汚れが匂いの原因になるとは限りませんが、定期的な清掃と消臭が気持ちいいエレベーター環境を作ることに繋がるでしょう。
通気や換気をしっかりする
匂いの原因は通気や換気でしっかりとカット。
エレベーターが密閉空間になっていると、匂いが充満する元になったりします。
定期的に換気したり、空気を入れ替えることで匂いの原因が充満することがありません。
窓などから積極的に通気することで、匂いの原因をカットしましょう。
エレベーターの清掃方法
エレベーターはどのように清掃すればいいでしょうか?
エレベーターは精密機械であり、少し扱いを間違ってしまうと大きな故障に繋がってしまいます。
エレベーターの正しい清掃方法を理解して、適切にエレベーターを綺麗な状態に保ちましょう。
日常清掃
エレベーターは、毎日誰かが使うものです。
そのため、日常的に清掃することが求められるでしょう。
特に、ボタン(操作盤)部分などは多くの人が手に触れる部分であるため、毎日清掃しておきましょう。
日常清掃は、大掛かりな掃除でなくてもいいですから、コンスタントに行うことが必要です。
エレベーターを利用した時に、ついでにサッと布巾で汚れを落とすだけでもそれなりの清掃効果を実感できるはずです。
清掃を習慣づけることで、綺麗なマンションを保つことができるでしょう。
かご操作盤・のりばインジケータ・ボタンの清掃
エレベーターで一番清掃が必要な場所はボタン(操作盤)でしょう。
かご操作盤やのりばインジケータは毎日誰かが触れるものであり、ホコリが溜まりやすい部分でもあるので日常的に手入れすることが求められます。
ホコリが溜まっていると、機械が正しく作動しなくなることもあるので、毎日汚れを気にしておきたいところです。
掃除するときは、乾いた布で目についた汚れなどを取り除きましょう。
操作盤は直接操作する部分であり、複雑な装置が多数備え付けられているところ。
なるべく、乾いた布で掃除することによって清潔なエレベータ―環境を保つことができるでしょう。
汚れが取れない時は、1%に薄めた中性洗剤を布に含ませてふいた後、乾いた布で拭き取ります。
ドア・かご内の側板・三方枠の清掃
操作盤と並んで汚れが目立つのが扉の部分。
直接人間の手が触れる部分ではありませんが、毎日開閉をする部分なので、汚れが溜まりやすい場所です。
また、エレベーターの乗り降りを待っている間に目につく場所でもありますので、来客した時のためにもしっかりと綺麗にしておきたいところ。
扉の部分も機械と近いところなので、なるべく乾いた布巾で汚れを落としましょう。
かご内の側板・三方枠も乾いた布巾での掃除が基本です。
床タイルの清掃
床やタイルは手につくところほど目立つ場所ではありませんが、毎日誰かが移動する場所なので日常的に清掃をしておきたい部分。
足下の汚れなので、ゴミ以外にも泥などが接着することもあるので、日常的に汚れが目立っていないかを気を付けたいところです。
床を掃除する際は、濡れた布巾や雑巾などで掃除しましょう。
定期清掃
エレベーターの清掃には定期清掃が必要。
定期清掃とは、日常清掃のように毎日清掃する必要はないが、1週間に1度や1ヶ月に1度といったように頻度を決めて清掃すること。
毎日清掃するほど汚れが溜まりやすい場所ではないが、定期的に清掃が必要な部分としては、エレベーターの敷居や床マットなど。
定期的に清掃する頻度を決めておくことで、清掃への負担を減らすことができます。
敷居・溝の清掃
エレベーターの扉を開け閉めするときに重要な役割を果たす敷居や溝の部分。
敷居に汚れが詰まっていると、扉の開け閉めが上手くいかずにエレベーターの不具合の原因になることもあるでしょう。
エレベーターの敷居は汚れが溜まりやすいものの、清掃をするのが難しい部分です。
操作盤や扉部分などのように、エレベーターの中から常に見えている部分ではなく、手の行き届きづらいところですからエレベーターの動きを止めて清掃しなければなりません。
目に見えない部分だからこそ、定期的に清掃をすることでエレベーターのコンディションを保ちましょう。
床マット・ゴムマットの清掃
床にマットを敷いている場合は定期的に洗ったり干したりしましょう。
足下に敷いている部分なので、中々汚れに気付きづらいですが、目に見えないカビや汚れが付着している場合があります。
日常的に清掃する場合は、掃除機やコロコロなどで汚れを落としましょう。
日常清掃だけでは限界がありますので、1ヶ月に1度など頻度を決めて定期清掃をすることで、気持ちのいいエレベーター環境が継続します。
エレベーターの保守点検
エレベーターは安全性を保つため、定期的な点検が必要です。
ブレーキパッドやメインロープといった部品の一部は使用によって消耗するため、交換が必要になる場合もあります。
保守点検とは別に法定点検があり、法定点検は昇降機検査員や1級建築士、2級建築士などの有資格者のみができる検査で、年1回必ず実施しなくてはいけません。
事故が起きてからでは遅いので、事故を未然に防ぐためにエレベーターの保守点検も忘れずに行いましょう。
エレベーター掃除の清掃業者選び
エレベーター掃除をする場合の清掃業者はどのように選べば良いでしょうか。
エレベーターの清掃は専門的なノウハウが必要であり、専門的な業者を活用して適切に清掃をする必要があります。
そのため、専門の清掃業者に任せることで効率的に清掃を進められるでしょう。
専門業者に任せる
エレベーターの清掃は専門的なスキルが必要であるため、専門業者に任せましょう。
エレベーターは精密機械であるため、素人が変にいじってしまうと思わぬ故障に繋がる恐れがあります。
専門業者はエレベーターの扱いに手馴れているため、日常清掃から定期清掃はもちろん、細かいビルの不具合などにも臨機応変に対応してくれるでしょう。
清掃でエレベーターを壊さないようにする
清掃をした際に、エレベーターを壊さないようにしましょう。
エレベーターを壊してしまうと、修理までにエレベーターを使うことが出来なくなりますし、修理にも多大な修理費がかかってしまうでしょう。
専門的な清掃作業は業者に任せて、エレベーターを丁重に扱いましょう。
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