「ふぇっくしょん……..ズルズル」
こんにちは。スギ花粉の杉に原 辰徳の原の、工事部 杉原です。
名前に「杉」があるのに、スギ花粉に免疫がありません。
おそらく先祖は杉がある原っぱに住んでたんだと思うのですが、なかなかの根性の持ち主だったんだなと思います。
さて今回は宣伝です。
弊社の新たなサービスとして、ドローンを使った撮影を開始しました。
主に外壁や屋根の調査で、4Kカメラを搭載したドローンを使って撮影します。
これにより、今まで足場をかけなければならなかった外壁の高い所や、一戸建ての屋根などを撮影して調査ができるようになりました。
通常の映像だけではなく、赤外線カメラを使った撮影も可能です。
これを使うと何ができるかというと、外壁のタイルの浮き(いずれ剥がれ落ちる可能性のあるタイル)を今までは打診して音で調べていましたが、赤外線カメラはそれを映像化して見つけることができるんです。
どういう理屈なのか簡単に説明すると、テレビなどで「サーモグラフィー」の映像(温度によって色が違う映像)をご覧になった事があると思いますが、あれが赤外線カメラで撮影したものです。
浮いたタイルの裏には隙間(空気)があります。赤外線カメラで撮影した時、密着しているタイルと比較すると空気があるせいで表面温度が違うので、違う色で映像化されるわけです。
そういったスグレモノなので、赤外線カメラの撮影は当然高いのですが、足場をかけるコストや安全性を考えると、とてもいい手段だと思います。
しかし誰でも飛ばしていいわけではありません。
200g以上のドローンは、航空法が適用されるのでいろいろな規制があります。
例えば、人口密集地区で飛行させるには、国土交通省(東京航空局・大阪航空局)の許可が必要となります。
ちなみに東京23区は、全て人口密集地区になっていますので、許可無しでは飛ばせません。(200g未満はOK)
他にもいろんな規制がありますが、弊社は今年3月に年間の包括許可を取りましたので、全国いつでも飛ばすことかできます。
台風被害などの緊急調査もOKです。
(包括許可を取っていないと、申請して許可が出るまで2週間程かかります)
昨年立て続けに関東を襲った台風の時は、被害があちこちで起きていたので職人さんが調査に来るだけでも10日待ちとか2週間待ちでしたが、そんな問題も解決できるわけです。
撮った映像を職人さんへインターネットで送れば、職人さんは現場へ足を運ばなくても材料の発注ができるので、大きな時間短縮になります。
便利な世の中になりました。
しかしこの国土交通省が出す飛行許可も、申請すれば誰でも取れるわけではなく、10時間以上ドローンを飛ばした実績が必要なんです。
私は毎週土曜日に休みを利用して埼玉県の人口密集地区に指定されていない所へ朝6時から自主トレに行き、その後国交相に登録されているドローンスクールで修行を積み、資格を取りました。
そして許可が取れたわけです。
許可を取っても実力が伴っていないと事故を起こしてしまうんでね、とにかく練習しました。
着地点は許可を取ることではなく、都内で飛ばしても事故を起こさない技術を身につけることを意識しました。
今年の1月にプライベートで沖縄へ行ったんですが、そこでも練習してきました。
その時の映像がこちらです。
(癒しの映像なので、仕事中の人は眠くなるので注意してください)
この時かなり風が強かったんですが、映像ではあまりわかりませんね。
ゴルフだと2番手変わるぐらいの強さです。
これは私の腕、、、ではなく、ドローンの性能の良さです(苦笑)
200g未満のドローンだったら、あっという間に海の中です。
いずれは調査だけに限らず、物件のPVなどの撮影にも活かしていければと思っています。
あ、そういえば、私は小型1級船舶免許も持っていて、普通自動車免許もあるので、「陸・海・空」制覇です。
船に乗ってレインボーブリッジの調査も可能です。
ってことは、、、レインボーブリッジが封鎖されても調査は可能。
関係者の方、ご依頼お待ちしています。
m(_ _)m