こんにちは、工事部の杉原です。
今回は、不思議な出来事のお話です。
先月のことですが、マスクをして自転車で買い物に出かけたとき、のんびり漕いでいると通りすがりの女性に、
「あれ?杉さん?」
と声をかけられました。
振り返ると、以前勤めていた職場の部下Tさんでした。
5年ぶりです。
5年前に飲み会で合って以来なのですが、その時も5年ぶりでした。
Tさんとは遊ぶグループが違ったんで特に連絡を取り合うことも無く、一緒に働いていた時も飲み会で顔を合わせることも無く、ただ直属の部下だったので会話は毎日していたという感じの間柄でした。
なのでTさんとは5年前が初めての飲み会だったかもしれません。
そしてその飲み会を開くきっかけとなったのは、彼女を街で偶然見かけたことに始まります。
私は現場から帰る途中で、車の助手席に座っていました。
あと5分ぐらいで事務所に着くというあたりで、ふとTさんの顔が頭に浮かびました。
別に昔のことを思い出していたわけではないのですが、なぜか”ぽわん”と浮かんだんです。
それに対して、”何で浮かんだんだろう”という疑問を持つこともなく、ただ”ぽわん”と。
そしてぼんやり外を見ていると車は交差点で信号待ちに。
なんとなく横断歩道を渡る人を見ていたら、なんと、頭に浮かんだTさんが歩いています。
”あれ?Tさん?え、でもこんな所にいるかなあ”
そこは、以前勤めていた職場(目黒)から電車を乗り継いで50分ぐらいの所です。
住んでいたのは確か川崎の方だった気もするし。
5年ぶりだったこともあって確証を持てず、Facebookで繋がっていたので本人に確認してみました。
”今○○の交差点を歩いてなかった?”
すると、
”ええ歩いてました”
やっぱり彼女でした。
数年前に結婚してこのあたりへ引っ越してきたそうです。
それがきっかけで、当時の人を集めて飲もうということになりました。
そして不思議な話はこれからです。
Tさんの旦那(彼も元部下)も来て6人で昔の話で盛り上がり、中盤に差し掛かったころ、Tさんが、
Tさん:「そういえばこの前不思議なことがあったんですけど、杉さんが私を見かけたあの交差点。そこに着く200mぐらい手前で杉さんの顔が頭に浮かんだんですよ」
私:「えー、俺も」
全員:「えー」
お互い特別な感情を持っていたわけでもないですし、この5年間、話題にすら上がったことがありません。
それは向こうも同じことを言っていました。
不思議ですねー。
ここまでの偶然は滅多にありませんが、似たような事ってたまにありますよねえ。
これって何なんでしょうね。
あれから5年。
今回は彼女の隣に旦那、その肩の上には男の子がいました。
4歳だそうです。
次は9歳の時に再会するのかな。