こんにちは、管理部日常班の髙宮です。
先日ある方から、大蔵大根という世田谷の地場産の大根を頂きました。
スーパー等で販売されている青首大根より倍近く大きく葉っぱの部分も根の部分も非常に立派な大根でした。
大蔵大根は世田谷区では昭和40年代までは世田谷区内では広く栽培されていたそうです。
しかし、区内の宅地化による農地の減少や、核家族化による大きな大根の需要が減ったことなどで、小ぶりで引き抜きやすく、病害にも強い青首大根に次第にとって代わられ、姿を消していたそうです。
核家族化という日本の都市の生活事情で、姿を消してしまう野菜があるなんてちょっとさびしい気持ちになりました。
(ちなみに写真は資料写真です。私のもらった大根はもっと長く立派でした。)
今、市場にでている大蔵大根は1997年からの世田谷ゆかりの野菜の見直しにより、区内の農業者が努力し復活させた物だそうです。現在は瀬田あたりや小金井市などでも栽培されているそうです。
でかい大根だなぁー、とは思いましたがそんな貴重な物とはつゆ知らず普通におでんにしました。(^ ^)
葉っぱはゴマ油で炒め、しょうゆとかつおぶしパックで味付けとなりました。
大きくしっかりしているので、おでんには最高の大根でした。
味がしみてきても煮くずれしにくく、食べごたえがあり、大変美味しかったです。皆様も見かけたら買ってください。
持って帰るのが大変ですが、おすすめします。