シーカヤックのススメ


投稿日: 2016年10月14日

三日前から急に寒くなり、長かった夏と我が読売ジャイアンツが終わりを告げました。

こんにちは、読売ジャ…、工事部の杉原です。

8月の下旬まで優勝争いをしてたのに、終わってみれば首位と17.5ゲーム差。
優勝が決まってからが良くなかったです。
これではCSも勝てるわけがありません。

ということで、今年のジャイアンツは終わってしまいました。

そして10月に入っても東京で夏日が観測されるぐらい夏が長かったのに、9月は雨ばかり。
雨が多かったせいで、今年海に行ったのは7月の沖縄旅行の1回。
海が大好きな私にとっては、とても消化不良の夏でした。

いつも海で何をするのかと言いますと、主にスキンダイビングで、たまにシーカヤックをやります。
スキンダイビングとは、タンクを背負わずにマスク、スノーケルとフィンを付けて潜ります。

マスクと言っても、いつも工事部の内田さんが付けてるやつじゃありませんよ。
あれはサージカルマスクです。
水中メガネのことです。

スノーケリングもその3点を付けて泳ぎますが、一応スキンダイビングとは区別されていて、ある本によるとスノーケリングは潜っても2〜3mまでで、スキンダイビングは10mぐらいまで潜り、競技ではないというのが定義になっているそうです。

10mというと結構深いです。
だいたい三階建ての屋根ぐらいですかね?
海の中でその距離を見ると、結構深く感じると思います。

例えばこの写真、

img_4949

結構深く見えますが、これでだいたい5mです。
なので10mはこの倍の深さです。

10mまで潜っていくと、その途中、海の中は少しずつ変化していくんです。

まず海面で上半身を直角に曲げて、頭を下にして潜り始めます。
これをジャックナイフと言って、頭とフィンの重みで潜降していきます。
するとあっという間に2〜3m潜れます。

そしてこまめに耳抜きをしますが、鼻をつまんでやる人が多いと思います。
これはバルサルバ法と言って、他にも唾を飲むようにしたり欠伸をするようにしたりと、何種類かのナンチャラ法があります。
私は鼻をつままずに直接耳管を開いて抜いています。

更に潜降していき水深が5mを過ぎると、水圧が少し変わってきます。(厳密には少しずつ変わってるんですけど)
耳抜きをあまりしなくてもよくなり、海の中の音が変わります。
〝シーン〟として、どこからか『コツコツ、キーン、ガリガリ』と小さな音が聞こえてきます。
海の中は音の方向がよく分からないんです。

そしてこの〝シーン〟とした世界は、実はスキューバ(スクーバ)ダイビングでは感じられないんです。
なぜかと言うと、スキューバでは自分が空気を吸う音と吐く音、『コーーー、ボコボコボコボコ、コーーー、ボコボコボコボコ』が結構な音量で聞こえるんで、この〝シーン〟とした世界はスキンダイビングしか体験出来ません。

じぁあスキューバでも息を止めれば聞こえるでしょ?と思われるかもしれませんが、スキューバは息を止めちゃいけないんです。
海中で息を止めてもし浮上してしまうと、肺が破裂する危険があります。
なのでこの〝シーン〟は、スキンダイビングじゃないと体験出来ません。

そして7mあたりまで来ると水圧が更にキツくなって、マスク内の空気も圧縮されるのでどんどんマスクが密着してきます。
目玉が吸い出されるんじゃないかと思うくらい引っ張られます。
これはマスクスクイズと言って、この状態が長く続くと目が大変なことになります。
勇気のある人は、〝マスクスクイズ   画像〟で検索してみて下さい。
でもやっぱり見ない方がいいです。
やめた方がいいです。
引きます。

もしマスクスクイズが始まったら、鼻から息を吐いてマスク内の圧を調整してやります。

あとマスクに水が入った時にも、鼻から吐いて水を出す事もあるので、マスクの締め付け具合は結構ゆるゆるなんですよ。

そして水深10mに達すると、そこは地上と比べて2気圧違います。
全身が結構圧迫されてます。

帰りの酸素も残しておかないと今度は一気に天国へ行ってしまうんで、あまり無理をしないようにしてます。

そういえばこの写真を撮った時、事件が起きました。

img_4950

これは妻に撮ってもらったんですが、このカメラで水深が測れるので、この時どれぐらいまで潜ったのか測ろうと思い、カメラを持ってもう一度潜っていったんです。

カメラは10m防水なので、それ以上潜ると水没するんで超えないように注意してたつもりだったんですが、途中で、

〝ピーピー〟

と警告音が聞こえるので慌ててデジカメを見ると黄色い文字で、

〝水深注意 9.5m〟

と文字が点滅してて、『ヤバい』と思いすぐに浮上しようと思いました。
また点滅がヤバさをあおるんですよお。
そう思ったのも束の間、

〝ピーーー〟
〝このカードは使えません〟

『(ア゛ーー。見た事ない表示ぃー)』(心の声)

もう慌てて浮上しました。
そして何度もON.OFFを繰り返しましたが復旧せず。
壊れてしまいました。

後日PCでメモリーカードの中を見ると、ほとんどの画像は壊れていて、上の写真は数少ない生き残った写真です。

こんな事もありましたが、スキンダイビングおすすめです。
あ、今回はシーカヤックのススメでした。

これはちょっと長くなるんで次回にします。
知り合いにシーカヤックの出来事を話す時、いつも笑ってしまって上手く話せないんで、それを活字にして上手く伝えられるか分かりませんが次回こそシーカヤックをおすすめします。

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